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「原田宗典らしい短編」といえばこれだろうと思う。 どんな作家なのか、と気になる人が居るならこれをまず勧める。 生活の中に潜む「何かおかしい感覚」を抽出したような短編。 ここまで何とも言えない読後感を出す作家というのはなかなかいないのではないだろうか。
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図:再読 久々の原田作品。自分自身の懐かしさと再読してもハラハラできる質の良さに敬服。さいアリ時の携帯本。 内容(「BOOK」データベースより) ごくありふれた日常生活の風景にふと顔をのぞかせる不安や違和感を題材に、都市に住む人間の乾いた心理を映す13編。あなたもよく感じている...
図:再読 久々の原田作品。自分自身の懐かしさと再読してもハラハラできる質の良さに敬服。さいアリ時の携帯本。 内容(「BOOK」データベースより) ごくありふれた日常生活の風景にふと顔をのぞかせる不安や違和感を題材に、都市に住む人間の乾いた心理を映す13編。あなたもよく感じている“奇妙な感じ”を描く短編集。
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日常生活の違和感やひずみを、上手く書き表した本! 原田宗典さんの文章は、何れも本当に小気味良くて好きですvv
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きちんとオチてない文章が気味悪さを引き立てている気がします。このひとはやっぱり短編書きさんな気がする。文章が熟練ってより、若い。良い意味でも悪い意味でも。
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ちょっと不思議な短編小説集。混乱系の小説はよく読んでるので、これはちょっと物足りないというか。やっぱり専門外なのでは、と感じてしまった。
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短編集。どれもとても不思議な世界観。日常のふとした出来事のような始まり方から物語は展開していくのだが、少しずつ違和感を持ち、最終的にはそれが恐怖や不安に変化することがほとんど。「箱の中には」や「奇妙な線が」は特に恐怖だった。ありえることかも知れない?!そのきわどい感じがたまらなか...
短編集。どれもとても不思議な世界観。日常のふとした出来事のような始まり方から物語は展開していくのだが、少しずつ違和感を持ち、最終的にはそれが恐怖や不安に変化することがほとんど。「箱の中には」や「奇妙な線が」は特に恐怖だった。ありえることかも知れない?!そのきわどい感じがたまらなかった。「あなたの後を」などはきれいに締められているなぁという印象。著者の作品を読んだのは本書が初めてだったのだが、他も読んでみたいと思う。
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決して交わらない、けれど何処かしら連鎖したような、それぞれの世界。違和感とかすこしの恐怖とかで味付けされた短編集。 学校帰りの電車まち、五所川原の本屋で。原田宗典との出会いの本。
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