街の眺め の商品レビュー
温かな視線とウィット…
温かな視線とウィットで街の景色をすくい取る掌編小説集。
文庫OFF
外出自粛が、解除されたが、家から出るのが億劫になっている。 本箱に、未読の本がまだまだ、あるし、読んだのに、忘れている作品が一杯あることに気付いたからだ。 この本も、帯に「毎日同じ景色ばかり ながめていませんか」と、書かれている。 平凡な生活が、如何に大事か・・・を、コロナウイ...
外出自粛が、解除されたが、家から出るのが億劫になっている。 本箱に、未読の本がまだまだ、あるし、読んだのに、忘れている作品が一杯あることに気付いたからだ。 この本も、帯に「毎日同じ景色ばかり ながめていませんか」と、書かれている。 平凡な生活が、如何に大事か・・・を、コロナウイルス騒ぎで、世界が、一遍して、毎日の同じ風景が、異色の物になっていると、思いながら、本を手に取った。 古い本で、1993年発行の物である。 昭和の良き時代の、短編集である。 ニガウリの話など、、、今や、ゴーヤと呼ばれて、スーパーでも、家庭菜園でも、簾替わりに植えているおうちもある。 赤い公衆電話。ペンパルなんて、今の平成時代の方には、わからない言葉であろうと、、、、と、思いつつも、こんなにも、色んな風景、家族間を良く描けたものだと、思いつつ、昭和どっぷりの私は、読みながら、楽しんだ1冊である。
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