BMW糞尿・廃水処理システム の商品レビュー

長崎浩【著】

2020/06/22

これまで考えてきたことに近い農法であることは確かである。
ＢＭＷ　＜Ｂ：バクテリア　Ｍ；ミネラル　Ｗ；水＞

このシステムを糞尿処理に使うというのが、おもしろいですね。
糞尿を宝にかえるという発想が大切である。

「有機廃水処理技術の欠陥を克服する新しい技術」
家畜の糞尿の再資源化
糞尿資源を活用した農法
地域生活における資源リサイクルと環境保全

悪臭が消える。
ハエが発生しなくなる。
良質の堆肥と尿を処理して生物活性水が生み出される

自然の自浄作用（リサイクルの力）は、土が土をつくること。

畜産における悪循環
さけがたい規模拡大の結果、作業環境は悪化し、
家畜が健康な飼い方をされていない。

畜産における苦情は、
①悪臭 →　脱臭剤の使用
②水質汚濁 →　廃水処理施設
③害虫発生 →　畜舎の構造の改善

自然の循環の中に、畜産をいれることができるのか？
資源となるのか？

腐植土と自然石（火成岩）
辰砂と空海　空海は、何故辰砂を探したのか？

ミネラル　そして　ミネラルバランス
生き物の中に存在する水
物質循環

土こそすばらしい技術者である。　岡田茂吉
腐食、そしてバクテリア　ここでは、放線菌を重視している。

「衆生必死　必死帰土」中国　礼記（祭儀編）

「廃水処理」は、自然の循環で処理するという原理からはずれた。

地球全体のことを考えながら、身近なところから行動する。

ＢＭＷ技術とは、
・家畜糞尿の再資源化
・生物系有機廃水処理（家庭、集落の雑排水、
食品工業廃水）と汚泥の資源化
・生物活性水とＢＭＷ堆肥による土壌改良、作物育成、飼料製造
・河川や沼などの水系の浄化
・生ゴミの再資源化
・飲料水の浄化
・ゴルフ場などのレジャー施設の無公害化

農業は、技術を確立し、アートでなければならない。