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緑の書 の商品レビュー

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2023/01/17

著者、ムアンマル・アルカッザーフィ 、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 ---引用開始 ムアンマル・アル=カッザーフィー( 1942年6月7日 - 2011年10月20日)は、リビアの軍人・革命家・政治家で、大リビア・アラブ社会主義人民ジャ...

著者、ムアンマル・アルカッザーフィ 、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 ---引用開始 ムアンマル・アル=カッザーフィー( 1942年6月7日 - 2011年10月20日)は、リビアの軍人・革命家・政治家で、大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国(社会主義人民リビア・アラブ国)の元首。 1969年のリビア革命(英語版)によって政権を獲得後、2011年に至るまで長期にわたり独裁政権を維持したが、2011年リビア内戦によって政権は崩壊、自身も反カッザーフィー派部隊によって殺害された。 日本では一般にカダフィ大佐という呼称で知られている。1993年から2009年まで1リビア・ディナール紙幣や50ディナール紙幣に肖像が使用されていた。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 リビアの指導者カダフィ大佐の唯一の著作。政党も議会制民主主義も否定し、直接民主制による〈人民委員会〉を基礎にした独自の民族的社会主義を理論化。アラブ・ナショナリズムの支持を背景に激しい反米・反西欧路線を掲げたリビアという国を理解する原典。 ---引用終了 著者に死去後、11年が経ちました。 現在のリビアが、どのような状態か、よくわかりません。 が、最近は、著者の政権時代を再評価する向きもあるようです。 ●2023年1月17日、追記。 カダフィ政権が崩壊した内戦は、「アラブの春」と言われる騒乱の一環です。 その「アラブの春」は、ウィキペディアに次のように書かれています。 ---引用開始 アラブの春(アラブのはる、英語: Arab Spring)とは、2010年から2012年にかけてアラブ世界において発生した、前例にない大規模反政府デモを主とした騒乱の総称である。2010年12月18日に始まったチュニジアのジャスミン革命から、アラブ世界に波及した。また、現政権に対する抗議・デモ活動はその他の地域にも広がりを見せており、アラブの春の事象の一部に含む場合がある。各国におけるデモは2013年に入っても続いた。なお、“Arab Spring”という言葉自体は2005年前後から一部で使用されていたものである。 しかし、ほとんどの国で混乱や内戦が泥沼に陥り、強権的な軍政権に戻ったり、ISILのような過激派組織が台頭したりするなど、いわゆる「アラブの冬」として挫折を見せている。 ---引用終了

Posted byブクログ

2022/04/14

カダフィ大佐によるリビア版『毛語録』。 間接民主主義を否定し、男女平等を否定し、スポーツ観戦を否定する。 全人類を性質的に同一のものと見なし、「自然」への回帰を訴える。 独善に満ちたユートピアを提唱する「第三の普遍理論」の書。

Posted byブクログ

2016/04/27

カダフィが社会のあり方について書いたもの。自分自身は実践していたのかどうか、リビアについて詳しくないので良く知らないが、見識は優れていると感じた。

Posted byブクログ