脳は語らず の商品レビュー
オチは肩すかしではあるが、ロボトミーに関する双方の考え方は、渡辺先生ならではで非常に興味深かった。こういう本を書ける作家さんは貴重である。
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実家の掃除に行った時に見つけてきた本で1994年の作品 週刊誌のアンカーが事件を追うストーリーなんだけど、ネットの普及していない、しかもまだ週刊誌が売れていた時代の物語で、このころに比べて今は変わったなぁと思いながら読んだ。 いつも思う、小説の主人公は警察よりいつも優秀すぎて、そしてどうしても解決できないところは、ひょんなところから向こうからヒントや答えが転がり込んでくる この小説はその前振りがしっかり書かれているので評価したい。 それでも後は茶に濁してすっきりしない終わり方だったけど、まとめきれなかったんだろうなぁ
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内容的にはロボトミーの話というよりも 教授選のドロドロした部分、人を陥れて自分がのし上がるような裏が見えてくる感じでした
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渡辺淳一氏の医学小説で、身内から勧められて読んだが、意外にハマっておもしろかった。ただし小説に出てくる治療や手術は、今の医療には合わないやや古い内容なので、ちょっと違和感を感じたのは御愛嬌か。渡辺氏の初期の医学小説は、迫力があり、好きでかなり読みました。この本もお気に入りの1冊に加えます。
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