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完全自殺マニュアル の商品レビュー

3.8

149件のお客様レビュー

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古い

初版の発行は、22年前と古いから役立つ情報は少ない。1時期、ワイドショーにも取り上げられたことがあった。読むだけにしてね。

フジキセキのいた夏

2024/09/08

自殺をしたいからそのhow toを知るために読む本では決してない。いつでも自殺できるという安心感で、生きにくい世の中を生き延びるための本。 筆者の言葉を引用すると 「強く生きろ」なんてことが平然と言われている世の中は、閉塞してて息苦しい。息苦しくて生き苦しい。 だからこういう...

自殺をしたいからそのhow toを知るために読む本では決してない。いつでも自殺できるという安心感で、生きにくい世の中を生き延びるための本。 筆者の言葉を引用すると 「強く生きろ」なんてことが平然と言われている世の中は、閉塞してて息苦しい。息苦しくて生き苦しい。 だからこういう本を流通させて「イザとなったら死んじゃえばいい」っていう選択肢を作って、閉塞してどん詰まりの世の中に風穴を開けて風通しを良くして、ちょっとは生きやすくしよう、ってのが本当の狙いだ。 別に「みんな自殺しろ!」なんてつまらないことを言っているわけじゃない。行きたけりゃ勝手に生きればいいし、死にたければ勝手に死ねばいい。生きるなんて、たぶんその程度のものだ。「生きるなんてどうせくだらない」

Posted byブクログ

2024/05/01

こういう本が一冊あってもいいと思う。自分自身、病んでいたときには物凄く効いた。健康な時に読んでも気分が重くなるだけだが、不健康なときに読むと「いつでも死ねるし別にいいや」と思える。

Posted byブクログ

2024/04/17

本書に書いてある「迷惑」「手間」のパラメータは自殺抑止になってそうだなと思う。人の迷惑にならないように生きる日本人の気質にあっている。手間がかかるならもういいや、となる可能性がある。 この本を読むと、死ぬ方法を手に入れられる。 そして私は死ぬ方法を知ってるんだぞ、いつでも死ねるん...

本書に書いてある「迷惑」「手間」のパラメータは自殺抑止になってそうだなと思う。人の迷惑にならないように生きる日本人の気質にあっている。手間がかかるならもういいや、となる可能性がある。 この本を読むと、死ぬ方法を手に入れられる。 そして私は死ぬ方法を知ってるんだぞ、いつでも死ねるんだぞ、まあ死なないけどな!と謎の威張りを友達にできるようになる。 ちなみに、この本を読むなら晴れた朝の方がいい。夜だったり曇りだったりなら引き摺られるから。

Posted byブクログ

2024/03/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いつか読みたいと思っていた本書。 基本的なやり方、成功談、失敗談、そこからのアドバイスなど、淡々と紹介しながら、時折ブラックジョークに感じる言い回しが好き。 やるならどの死に方が良いだろう〜などと悩みながら読み進められ、面白かった。 首吊りが一番確実性が高く、事前にトイレを済ませておけば失禁することもないとのことで実現性としては一番惹かれる。 理想的には海に飛び込みたいが、私が過去に自殺したくなった時にやってしまおうかと思ったやり方はやはり首吊りか、ガードレールに車で猛スピードで突っ込むというものだった。 でも眠るように死ねる凍死も捨て難い。 いずれにせよ、半身不随などの嫌な死に損ないは想像するだけで頭が痛くなる。家族や友人の見舞いや励ましも阿呆らしく感じるだろう。窓から身を投げたくなるかもしれない。 〜おわりに 「強く生きろ」なんてことが平然と言われてる世の中は、閉塞してて息苦しい。息苦しくて生き苦しい。だからこうゆう本を流通させて、「イザとなったら死んじゃえばいい」っていう選択肢を作って、閉塞してどん詰まりの世の中な風穴を開けて風通しを良くして、ちょっとは生きやすくしよう、というのが本当の狙いだ。〜p195 表紙を見せれば家族や友人達はそんな変な本があるのかと笑うのでジョーク本として。 また、死の選択肢はそんなに重いものじゃないし、その気になればいつでも死ねるんだぞという心の平穏を保つ道具の1つとして本棚に並べておきたい。 欲をいえば、情報が古いので改訂版か続編を出して欲しい。

Posted byブクログ

2024/02/16

リストカットの成功率を上げるためには事前に酒を飲んで血の巡りを良くしておいたほうがよいと書いてあった。『日本のいちばん長い日』では、酒を飲むと血の巡りが悪くなって自殺しにくくなる、と、完全に真逆のことが言われていた。

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2024/02/13

いつでも死ねるし別に今じゃなくても良いかな、みたいな気持ちになれます 普段から自殺を微塵も考えない人が読むと、ただただネガティブな内容の本で終わってしまうかもしれません ただ、今手に入る処方薬や、市販薬はODでは中々死ねないように作ってあるので、自殺マニュアル本としては少し情報が...

いつでも死ねるし別に今じゃなくても良いかな、みたいな気持ちになれます 普段から自殺を微塵も考えない人が読むと、ただただネガティブな内容の本で終わってしまうかもしれません ただ、今手に入る処方薬や、市販薬はODでは中々死ねないように作ってあるので、自殺マニュアル本としては少し情報が古くなってるのかなと思います

Posted byブクログ

2024/02/09

安易に読むんじゃなかった。 その気じゃないのに、死ぬことができると思うと、その事ばっかり考えてしまい憂鬱になる。 読み物として、興味深く楽しいが、死ぬ事が頭から離れなくなってしまった。

Posted byブクログ

2024/02/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いいか!首吊りは楽で苦しまないと書かれているが、角度をキメなきゃ苦しい。既にこの時代から市販薬のODは数百とらないと死ねないと書いてあるし、(そこまでに到達するまでに吐く) 飛びおりは高さ、下の条件がないと確実じゃないし下に誰かいたら巻き添えになるし、凍死では中々死ねないし、飛び込みはほぼ確実だけど人に迷惑かかる!サバイバルナイフやアイスピックならいけるかもだが,三徳包丁、キッチンばさみでは、皮膚は貫けない。 楽に苦しまず、確実に、出来るだけ人に迷惑をかけずに死ぬ方法はこの本には載っていない。 自殺の名所や、自殺失敗談が載っている。 ちなみに18歳未満は閲覧禁止の有害図書

Posted byブクログ

2023/12/24

評価がつけられない。 自殺する人の心理、そして、その方法を知りたく、自殺のことを知るために真っ先に思い浮かんだ本がこれだった。なんと2023年の今も売れ続け、122刷され、120万部を超えるベストセラーとなっている。 どこか少し恐怖心を感じながら、購入した。この本は現在有害指定...

評価がつけられない。 自殺する人の心理、そして、その方法を知りたく、自殺のことを知るために真っ先に思い浮かんだ本がこれだった。なんと2023年の今も売れ続け、122刷され、120万部を超えるベストセラーとなっている。 どこか少し恐怖心を感じながら、購入した。この本は現在有害指定図書に指定されている。しかし絶版にはなっていない。そんな本を"購入する"、という行為自体も、良いことなのか。その部分も悩んだ。しかし、読みたいという気持ちが優った。死を選ぶ人たちの、自殺をした人たちの、気持ちがしりたいという気持ちが、まさった。 この本の中では、あらゆる自殺の方法が、詳細に記されている。まさにこれを読めば完全に死にいたれる。それぞれの死に方に対し、自殺した人々のエピソードと、その背景が掲載されている。読み始めるまでは、「自らの手で死ぬなんてよくない」と善人の典型のような感覚を持っていた。自ら命を絶った人が身近にいる人はそう感じるのではないか。しかしこの本を読んで、そんな迷いのなかった考えに翳りが発生した。こんなにも不幸としかいえないような、生きている方が地獄のような人がいて、その方に「生きていたらいいことがある」「死んだら周りが悲しむ」なんて、言えるだろうか、と。周りが悲しむ、という言葉の背景には、その本人の、その当事者の最も重要な"その人の気持ち"が置き去りにされている。その人の人生は、その人のものだ。周りのために生きる必要はない。その人がその人の人生を選べば良い。 ともすると、自殺をすることの是非の前に、一人一人の、その当事者の"気持ちに寄り添う"ことが何よりも大事なのだろうと思う。自殺をした人、未遂に終わった人々のエピソードを読んでいて、総じて感じるのは、「助けて」と言える相手が、誰もいないことだ。あるいは、言っているのに、大ごとだと捉えてもらえない。あるいは、もう人生に疲れ切って、「助けて」なんていう発想すら持てていない。 人生ってなんだろう、と心底思う。なんで、こんなにも人によって不幸が集中してしまう人生があり、平穏に暮らせる人生があるのだろう、と思う。生きることだけが絶対正義で、死は絶対悪なのだろうか。読む前まで、あんなにも「自分で死を選ぶなんて絶対してはいけない」なんて思っていた私は、ただの能天気な世間知らずだったのかもしれない。人の数だけ、当然だが人生があり、その人生には、私の想像を遥かに超えるものがある。彼らの状況を知らないままに、自分の見えている世界だけをみて何かを主張することの、なんと浅はかなことよ。 死はこんなにも近くにある。家の中にあるもので、わたしたちはあっさりと、自分の手で、死を作ることができる。あの人も。この本を読んだのだろうか。この本で、死に方を精査し、選んだのだろうか。この本がなければ死ななかったのだろうか。この本がなければ、生き続けてしまい、苦しみ続けたのだろうか。死、という結果の前に、どうすればもっと彼らのサインに、早く気づけるのだろうか。気づくことすら、不要だと思われているのだろうか。

Posted byブクログ