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江川蘭子 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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豪華執筆陣が力を寄せ…

豪華執筆陣が力を寄せ合った、合作探偵小説。

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6人の筆になるリレー…

6人の筆になるリレー小説。各人の個性が出ていて、最後に何とか締めくくられているのが興味深いです。

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探偵作家たちによるリ…

探偵作家たちによるリレー小説。特に夢野久作の回は話が停滞するほどに個性で描かれています。

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2021/02/16

lamplightbookhotel にて。 奇妙だけど面白い 書店にはない本って言われてテンション上がった

Posted byブクログ

2014/03/05

江戸川乱歩 横溝正史 甲賀三郎 大下宇陀児 夢野久作 森下雨村 6名によるリレー小説。 2歳の時、両親を目の前で殺害され、血の海の中無邪気に笑っていた蘭子。 美しく成長した彼女は養父母の家を飛び出し、天真爛漫に生きる。 乱歩の回が暗くドロドロと始まったものの、成長した蘭子は屈託...

江戸川乱歩 横溝正史 甲賀三郎 大下宇陀児 夢野久作 森下雨村 6名によるリレー小説。 2歳の時、両親を目の前で殺害され、血の海の中無邪気に笑っていた蘭子。 美しく成長した彼女は養父母の家を飛び出し、天真爛漫に生きる。 乱歩の回が暗くドロドロと始まったものの、成長した蘭子は屈託なく明るい。 それぞれの作家がそれぞれのカラーで蘭子を描く。比べながら読めるのも楽しい。 学生のころ13人でリレー小説を描くことになり、なんでか私がラストだった。それぞれがそれなりに話を盛り上げないと読者が飽きちゃうし。だからだと思うけど、思わせぶりな台詞に増える登場人物。「ツイン・ピークス」もああ終わるしか無いように、私も話を終わらせたっけ。 そんな記憶が蘇っただけにこの最後は素晴らしかった。 ちょっと唐突という気もするけど、余韻といい、素敵なラストだった。

Posted byブクログ

2013/10/13

1930-1931年『新青年』に連載された、 六人の作家が一章ずつ書き継いだリレー小説。 乳児期に殺人現場に放置され、無意識のうちに心の傷が残ったためか、 善人そのものといった養父母に育てられたにもかかわらず、 落ち着いた暮らしをよしとせず、スリルを求めて止まない江川蘭子の物語。...

1930-1931年『新青年』に連載された、 六人の作家が一章ずつ書き継いだリレー小説。 乳児期に殺人現場に放置され、無意識のうちに心の傷が残ったためか、 善人そのものといった養父母に育てられたにもかかわらず、 落ち着いた暮らしをよしとせず、スリルを求めて止まない江川蘭子の物語。 一、「発端」江戸川乱歩  蘭子の人物造形。 二、「絞首台」横溝正史  蘭子の人物像を膨らませ、複数の謎を提示。 三、「波に躍る魔女」甲賀三郎  作風が前二者と異なるので、いかに書き継ぐべきか――と、  ぼやきとも取れる前書き(笑)に続けて、新たな事件を展開。 四、「砂丘の怪人」大下宇陀児  蘭子の両親を殺害した犯人に言及するが、更に殺人事件を発生させる。 五、「悪魔以上」夢野久作  前四者による伏線を回収し、一応、読者が納得できる(?)種明かし。 六、「天翔ける魔女」森下雨村  最後にもう一捻り(?)加えてエンディングへ。 六人もの書き手がどうにか辻褄を合わせながら 無事にストーリーを着地させた印象。 面白い・出来がいい作品とは言い難いが、 これだけのビッグネームの文章を一度に味わえるところに 価値がある……のかもしれない。

Posted byブクログ

2010/06/20

イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/5192061.html) (執筆者)江戸川乱歩・横溝正史・甲賀三郎・大下宇陀児・夢野久作・森下雨村

Posted byブクログ

2009/10/07

江戸川乱歩、横溝正史、甲賀三郎、大下宇陀児、夢野久作、森下雨村の合作ミステリ。 残酷なことを愛する女「江川蘭子」が巻き込まれる組織の陰謀。蘭子の周囲に現れる愛人や混血児、謎の男たち。組織をう裏切った男たちの末路。  2009年7月21日購入  2009年9月20日読了

Posted byブクログ