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目玉 の商品レビュー

3.8

9件のお客様レビュー

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いぶし銀というか、大…

いぶし銀というか、大変味わい深い内容、作品。円熟の著者でないとかけません。

文庫OFF

2019/09/28

勝手に短編小説集かと思い読み始めたのですが、エッセイなのかそれともエッセイ形式の小説なのか、その世界に誘われてしまったんでしょうな、当方。 幾つかの話に独特の視点が感じられ、まぁまぁ楽しめました。やっぱりこの作家は「短さ」にその特性がありますなぁ。表題作然りですが、着想には唸らさ...

勝手に短編小説集かと思い読み始めたのですが、エッセイなのかそれともエッセイ形式の小説なのか、その世界に誘われてしまったんでしょうな、当方。 幾つかの話に独特の視点が感じられ、まぁまぁ楽しめました。やっぱりこの作家は「短さ」にその特性がありますなぁ。表題作然りですが、着想には唸らされますが、絶対に長編向きの語りじゃないもんね。

Posted byブクログ

2012/12/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いのししの肉がおもしろかった。「目玉」の手術部分の描写が生々しく 読めずに飛ばした。自分の目玉が妙な按配に・・・・

Posted byブクログ

2012/07/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

吉行氏にはめずらしく女性の気配がない。質実でしっかりした文章が妙に新鮮だった。驟雨のような重さはなく、からりと読める。

Posted byブクログ

2010/09/09

病弱な自身、自分を取り巻く病気をエッセイ風に、淡々と綴る。客観的でユーモラスな視点ながら、人間が歳を取り、体の変調をきたしながら日常を送る事実を感じ、どこかうら寂しい。

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2009/10/07

病弱でインテリでセクシー。 こんな人がいたら2秒で恋に落ちます。 でもこの人とは幸せになれないだろうなー

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2009/10/04

 エッセイ風の作品。短編集で、表題作では義眼手術を客観的に描いている。一見、エッセイのようでもあるし、小説のようでもある。それくらい自然体で書かれた作品群。それぞれ奇妙な(というと偏見を与えるかもしれない)他者と主人公(それは作家吉行氏自身とも言える)のやりとりが中心となっている...

 エッセイ風の作品。短編集で、表題作では義眼手術を客観的に描いている。一見、エッセイのようでもあるし、小説のようでもある。それくらい自然体で書かれた作品群。それぞれ奇妙な(というと偏見を与えるかもしれない)他者と主人公(それは作家吉行氏自身とも言える)のやりとりが中心となっている。裏社会の男との交流や整体師の行動など、時にユーモラスに時に考えさせるように描いている。吉行作品を初めて読む人におすすめ。

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2009/10/04

短編集。著者が白内障を患って目玉の手術をする話は特にリアリティがあった。あまり知る事の出来ない作家の日常を感じる事が出来、読み終わったあとふと悲しい気持ちになった。

Posted byブクログ

2009/10/04

いつから本棚にあるのか。 どこで手に入れたのか。 全く記憶にない。 でも手放せずにずっと傍にある。病気小説ってことですが、派手じゃなくて感動しなくてあっさりしてて好き。

Posted byブクログ