1,800円以上の注文で送料無料

魔術師 の商品レビュー

3.5

19件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    8

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

明智小五郎ファンの人…

明智小五郎ファンの人に特におすすめな一冊。長編だけど一気に読める作品です。

文庫OFF

怪人・魔術師が登場す…

怪人・魔術師が登場する乱歩の通俗長編。舞台上での美女の解体─達磨化は、読んだ当時(高校生)は少し寒気がしました。

文庫OFF

怪人・魔術師との対決…

怪人・魔術師との対決。美女の四肢切断シーンはグロテスクでした。

文庫OFF

2023/11/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かったけど、ラストが腑に落ちない。 妙子が実は魔術師の娘でも育ちは、中村家なんだからそう簡単に復讐に手を貸すかしら? それに、文代が中村家の本当の子供と分かって、兄たちは素直に手のひら返しみたいに受け入れられるのか。。 全然共感できないし、単純すぎん?と思った。

Posted byブクログ

2022/10/25

約50年前に起きた痴情のもつれによる殺人事件の復讐をその息子となる魔術師が約40年かけて行う執念の復讐劇、死してなおその復讐劇を成し遂げようとする。そして意外な共犯者。犯罪に使われたトリックは、かなり無理があるし、万人の前での人体解体などさらっとかかれてはいるがかなり猟奇的な内容...

約50年前に起きた痴情のもつれによる殺人事件の復讐をその息子となる魔術師が約40年かけて行う執念の復讐劇、死してなおその復讐劇を成し遂げようとする。そして意外な共犯者。犯罪に使われたトリックは、かなり無理があるし、万人の前での人体解体などさらっとかかれてはいるがかなり猟奇的な内容も含まれている。そして後に明智小五郎の奥さんとなる文代さんとの出会い。本文に素人探偵明智小五郎と書かれているが確かに文代さんがいなければ何回死んでたか。でもそれを補って余りある冒険活劇でした。書かれたのが1930年(昭和5年)、今なお、色あせない面白さ。他の作品も是非読んでみたい。

Posted byブクログ

2022/08/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

夏なので血が欲しい! 悪趣味が欲しい! …ということで自己満足の乱歩です。 『魔術師』で特筆すべきは、それまで月下氷人であった明智に、ついに愛慕の人が…! という展開ですね。探偵の明智はホームズのような、「推理一点張りの鋼鉄製機械人形」ではないのだと。なるほどそう言われてみればD坂の時からそうなのかもしれないですね。本作のヒロイン枠の文代さんは、『黒蜥蜴』とはまた違って、どちらかと言えば『陰獣』のヒロインに近い感じになっています。しかしまぁ今回の一連の事件に関しては正直、文代さんが偉大すぎる…!彼女のあまりの有能ぶりにご都合主義的に見えてきてしまうこともしばしば。でもいいのです、面白いから。 リズム良く進んでいく展開と悪趣味極まりない描写はやはり乱歩の真骨頂! どんどん読んでしまいます。真犯人はまぁかなり序盤から予想はできてしまいますが、血と戦慄の疾風怒濤がよみたかったので、やはり自己満足です。次は『盲獣』あたりを読みましょうか…

Posted byブクログ

2015/10/31

江戸川乱歩は大好きで、子供のころからよく読んでいた。大人になると、子供の頃ほど何を読んでもワクワク…というのはなくなったなぁ。まあまあ面白かったが、犯罪の謎解きでは、そんな方法でこんな殺人が起こせるのか?と疑問に思う点も。

Posted byブクログ

2014/10/01

明智小五郎シリーズ、初めて読んだ。で、とにかく素敵なのは1930年初出連載当時の挿し絵や次回予告なんかがきっちり載っていること!ちょっと古風な文章・古めかしい大復讐劇と相まって「探偵小説」のロマンたっぷり!!トリックがどうの動機がどうの、強引だ何だとかそういうのは全てどうでもよく...

明智小五郎シリーズ、初めて読んだ。で、とにかく素敵なのは1930年初出連載当時の挿し絵や次回予告なんかがきっちり載っていること!ちょっと古風な文章・古めかしい大復讐劇と相まって「探偵小説」のロマンたっぷり!!トリックがどうの動機がどうの、強引だ何だとかそういうのは全てどうでもよくなる。おもしろかったー!

Posted byブクログ

2014/07/06

蜘蛛男から続く活劇シリーズ。 残虐無比な悪漢の娘との禁断のロマンス。 創元推理文庫版は当時のイラストが豊富に掲載されておりこちらも楽しめる。

Posted byブクログ

2012/12/19

センテンスの短さによるリズム感や、展開などこれでもかと読者を驚かせてやろうとする作者の執筆精神はすげぇと思った。この作品に限らず、殆どの作品から漂う気味の悪さ(ホラー感)がいい。

Posted byブクログ