物語の幸福 の商品レビュー
6つの短編からなる 読んでいると、学生時代のことを妙に思い出してしまう 映画好きな私にもわかるような【幸福の限界】の主人公の気持ち・・
Posted by
何回目か分からないくらい読んでます。短編集で小説家の男性が主人公です。ワタシは幸福の限界が好きで、この星野雄一郎の小説を読んでみたいと毎回思います。特に驚くような出来事は何もないけれど、表現も視線も好きです。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一人の女性を凝視して生まれるストーリーを小説にする。 男性向け、と感じました。これほどの理想を持った男性と付き合う女性は、ちょっと大変そうです。
Posted by
片岡義男の短編集。森見登美彦さんのお勧め文庫本なので読んでみました。 6つのお話が載っています。 短編のためもありますが登場人物は限られています。男性の小説家から見た女性像を描いています。 日常生活の断片や年月を経ながら保っていく男女の関係などが淡々とした表現で語られています。...
片岡義男の短編集。森見登美彦さんのお勧め文庫本なので読んでみました。 6つのお話が載っています。 短編のためもありますが登場人物は限られています。男性の小説家から見た女性像を描いています。 日常生活の断片や年月を経ながら保っていく男女の関係などが淡々とした表現で語られています。 小説のプロットも出てきたりするので、はは~ん小説を書く時はこういう組立てをするのかあ・・などと興味深い場面もありましたが・・・ しかし、どうも印象が薄い小説です。特に描かれる女性像が一方的な見方で生身の人間の匂いが少ないような気がします。 作家の年代もあるのかしらんと1940年生まれが気になったりしました。 森見さんご推薦であるのに・・・。 気になったのは、この短編集の題名が物語の幸福になっていること。決して、幸福な物語という題名でないところにこの小説集のテーマが隠されているのかもしれないと思いました。
Posted by
男性にこんなストーリー達を紡がれてしまったら、 本当に参る。 色気のあるストーリ群に 身も心も脱がされて 濃厚な赤ワインの浴槽に浸る感じ。 そしてその中で 一晩中この本に添われてまどろみたい。
Posted by
- 1