潮流 の商品レビュー

伊集院静【著】

2024/10/14

伊集院静さんの広告クリエーター時代のこと
夏目雅子さんとのこと
二人の魅力がたっぷりと伝わる表現、ストーリー。

読みながら、過去に読んだエッセイなどの
作品のシーンが思い出されるものの、
伊集院さんの広告クリエーター時代の話を
ここまで書かれたものは初めて。

読みながら、二人の姿や表情が思い出され
ドラマを見るような読書時間だった。

とても魅力的なお二人だった。

「さしのべたてにこそ葡萄の房は落ちてくる」

さまざまな意味合いを含めて、この言葉を噛み締める。

2012/01/15

軽い読み物。常識的にはどうしようもない男が、何でそれほど魅力的であるのか不明。ただ、最後にたどり着いた古いホテルのマスターが生き続けるのも満更ではないとするところは「いいな」と思った。