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日本改造計画 の商品レビュー

3.5

19件のお客様レビュー

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2016/11/13

1993年。今から23年前に出版されているが現在にも通じる記述があまたある。日本は何をやってきたのか…。 p85「全国を三百ほどの自治体に分割する」地方自治への移行がうまくいっていれば大阪都構造を巡る混乱もなかっただろう。 p185「東京からの自由…一極集中の解消。企業からの自由...

1993年。今から23年前に出版されているが現在にも通じる記述があまたある。日本は何をやってきたのか…。 p85「全国を三百ほどの自治体に分割する」地方自治への移行がうまくいっていれば大阪都構造を巡る混乱もなかっただろう。 p185「東京からの自由…一極集中の解消。企業からの自由…個人の生活を大切にすることができる。働きすぎからの自由。年齢と性別からの自由。規制からの自由。」

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2014/07/28

竹中平蔵を含む、複数の経済学者がゴーストライターだったというのは、今となっては有名な話らしい。 確かに、アメリカ的自由主義路線のこの著書と、小沢一郎のその後(特に民主党時代)の主張は全く噛み合わないね。

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2013/12/08

小沢一郎『日本改造計画』を読む。 初版から20年が経つのだけれど,その20年間の小沢の行動原理の源をここに発見した感じ。 この期間の「改革」は,殆ど小沢一郎に通じている。

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2013/07/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

平成5年(1993年)に書かれた本であるが、実に筋道の立てられたこの国を考えるための物であった。 この内容の自分の都合のいいところだけを過去の政治家(特に小泉総理)たちがその政策を拾っていったのであろうと感じる。 現状の日本においても、全ての主張がそのまま新鮮に実施したらいい政策と写るという事は、小沢一郎氏の政治屋日本に対する考え方の深さを感じさせられ、新たに感服させられた。 なぜ、冤罪という手法で小沢氏が民主党政権を取ったときに総理となって、この政策を心行くまで実行出来なかったのだろうかと無念でならない。 この政策が半分いや1/3でも実施されていたらな、今の日本は3年前から大きな舵を国民の為に切っていたのではないかと思うと残念だ。 今一度、先に成るかもしれ無いが彼のこの政策を実施出来る環境がやってくる事を切に望みます。

Posted byブクログ

2013/04/24

もう20年も前の著作になってしまった小沢一郎氏の著書。 当時は福祉重視ではなく、自民党への対立軸のためか新自由主義に近かったことがわかる。 さて、著作から20年、政治家としてはどうなるのだろうか。

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2012/12/19

(1993.08.11読了)(1993.08.05購入) 内容紹介 「日本再構築」プランのすべてがここにある日本の改革を訴え続ける筆者が、その政治生命を賭けてつくり上げた政治、経済、社会の「再構築」プランのすべてが、ここに書かれてある。

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2012/01/08

20年近く前の小沢一郎氏が書いた本。今でこそ小沢氏は福祉分野で政府の積極介入を支持する社会自由主義的ポジションにいるけども、当時はもっと明確な新自由主義であることが読み取れる。橋下さんとかみんなの党のイメージに近い。 好き嫌いは抜きにしても、このくらい明快に国家観を適切に語れる...

20年近く前の小沢一郎氏が書いた本。今でこそ小沢氏は福祉分野で政府の積極介入を支持する社会自由主義的ポジションにいるけども、当時はもっと明確な新自由主義であることが読み取れる。橋下さんとかみんなの党のイメージに近い。 好き嫌いは抜きにしても、このくらい明快に国家観を適切に語れる政治家が日本にどれだけいるかと思うと、なんとも言えない気持ちになる。

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2011/12/22

はて、政治家って何が出来るんだろう 今の政治家ってどんなこと考えてるんだろう そんなことを思って手にとった この本が書かれたのは今から16年も前の1993年 古典ともいえず中途半端な古さではあるが、 なまじ最近の得体の知れない本よりは、 ベストセラーになったというこの本を選...

はて、政治家って何が出来るんだろう 今の政治家ってどんなこと考えてるんだろう そんなことを思って手にとった この本が書かれたのは今から16年も前の1993年 古典ともいえず中途半端な古さではあるが、 なまじ最近の得体の知れない本よりは、 ベストセラーになったというこの本を選んだ ベストセラーになるからにはそれなりの理由がある(=良書) 当然書かれていることは時代の変化を感じる でも16年間経った今も抱えている課題はあまり変化していない だからどういった課題にどういった政治の介入が出来るのかという点では、 とてもわかりやすくイメージを持つことができた また、16年の中で実行されてきた政策もあり、 そうした振り返りという面でも面白かった 結局は「ヒト・モノ・カネのリソースをどう配分するか」ということになる 本の中で消費税の引き上げ等一部財源拠出の根拠が書かれてはいたが、 多くは税源が不明瞭なまま支援すべきという話にとどまっており、 まぁそうだよね、という内容ながら実現にはすぐ結びつかない気もした (当時は消費税3%・・・) 実際、今の政府も公約を実行した上で予算を押さえることが、 相当難しそうな状況に置かれている 新しいことを始めるにしても、古いことを随時見直さないと、はじまらない 民主党がどう政治を進めていくかは非常に気になる 何はともあれ、印象に残ったのは、この一節 「『日本人にはなりたくない』と海外から思われている」 自分が見聞きした話ではないから鵜呑みにするつもりはないが、 もし本当にそう思われているなら残念なことだ (この16年で改善したとは思えないし) ・日本人が日本のことを良く知り誇りを持つこと ・海外の人が日本に対して憧れを持つこと そうした世の中を創っていけたら楽しいだろうな

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2011/09/19

今の小沢さんが大嫌いだからあえて読んでみた。15年も前の本で当時のことがよく分からないから判断しかねる部分もかなりあったけどそれは仕方ない。 まず、議会について。多数決をかなり重視していて、与野党の歩み寄りをあまり好んでいない。これは今の妥協しない姿勢に現れているのだろうか。で...

今の小沢さんが大嫌いだからあえて読んでみた。15年も前の本で当時のことがよく分からないから判断しかねる部分もかなりあったけどそれは仕方ない。 まず、議会について。多数決をかなり重視していて、与野党の歩み寄りをあまり好んでいない。これは今の妥協しない姿勢に現れているのだろうか。でも、多党制で(二党制に近いかな?)ねじれ国会の今、それでは通用しない気がする。二大政党制が確立すればかなり有効な意見かな?と思った。 次に、日米安保条約の重視と国連至上主義。当時は知らないがアメリカが国連の決議をムシって戦争を始めた事実のある今はちょっと…。立場はっきりしないとね。 あと、環境税不要論は今はありえないなぁ。 官邸の権力強化と地方分権はかなりスゴいこと言ってる。先見の明があるのかな。 でも新幹線、空港、高速道路なんてのは今はありえないぜ赤字国債覚悟でいいとかやめてくれー。 あと色々思ったけど、何しろ15年前だし。根本的なところでの自由主義とか愛国心(?)とか教育の考えとかは素晴らしい。 なんと言っても締めに「痛みを伴う改革」に言及してるのが彼がただ者ではないってことを示しているんじゃないかなー。 これだけ志の高い人が何で今みたいな態度なのか、謎。この本がハッタリなの?って聞きたくなる。

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2011/08/17

いまや悪者の小沢さんですが、10年先、20年先の国家を見据えたグランドデザインを語っている政治家が少ないのは残念でなりません。

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