日本賢国論 の商品レビュー

竹中平蔵【著】

2010/09/21

1993年の作品。もう古い。経済学は新鮮さが命。
今日、竹中先生の講演会を聞いてきた。

中国に対する日本人の認識は同じ日本人の間でも世代によって、大きく異なる。こんな国は他にはない。

かつてポーランドの電話不足と日本の住宅不足とどちらが深刻かという問題があった。当時これにこたえることはなかなか難しかった。いずれにせよ社会主義の失敗が明白になるとともに資本主義自体にも大きな欠点があるという自明の問題を改めて考えさせられた。今となってはもう回答が見えている。言うまでもない。ポーランド人、みんな携帯持っているよ。

正当理論は支持経済学における新しい考え方としてアメリカで注目を集め始めた。民主党は成長思考であるのに対して、共和党は安定政策を思考し、人々はそれをよく理解している。