少年少女古典文学館(8) の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
とても面白かった。源氏物語よりも私は好きだな。作者の発想が素晴らしいと思う。秋月が兄として漢気を見せた場面がとてもかっこよかった。ハッピーエンドで読み終えた後もいい気持ちだった。 ただ、女東宮だけが少しかわいそうだと思った。
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授業以外、古典文学を全然読めていない人間ですが、子供向けということで訳や注釈も分かりやすく読みやすかったです。 この時代でこういった設定を持ってきたことや、女性の社会への考え方が他のよく知る文学と違い、新鮮でした。 終わり方があっさりで若干拍子抜けしましたが、面白かったです。
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子供向けに現代語訳されているので、スラスラと1日で読める。 文化、慣習が今と違うので、理解しがたい思考や行動が多々みられるが、登場人物が生き生きと描かれているので面白い。 男性的な性格の女君が、男として宮中で働き、才能を認められ昇進し栄光を手に入れる。人に顔を見せることもなく家に...
子供向けに現代語訳されているので、スラスラと1日で読める。 文化、慣習が今と違うので、理解しがたい思考や行動が多々みられるが、登場人物が生き生きと描かれているので面白い。 男性的な性格の女君が、男として宮中で働き、才能を認められ昇進し栄光を手に入れる。人に顔を見せることもなく家に閉じこもり、男性に頼るだけで生きていかねばならない女性の生き方は不満で、男社会で自分の裁量で自由に生きていきたいと願う女君。 男の生き方、女の生き方を考えさせられる物語。1000年も昔から、女性が今と同じようなことで悩んでいて、そしてそれが続いてきたことに悲しさを覚える。
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「君の名は。」の新海監督も着目していたという本作だが、本当に平安時代にこんな創造性に富んだ物語があったことに驚かされる、そう思うと日本という国はコンテンツの宝庫で、世界で類を見ない文化国家であることが分かる。本作はSF的な意味での男女入れ替わりではないが、リボンの騎士を思い出され...
「君の名は。」の新海監督も着目していたという本作だが、本当に平安時代にこんな創造性に富んだ物語があったことに驚かされる、そう思うと日本という国はコンテンツの宝庫で、世界で類を見ない文化国家であることが分かる。本作はSF的な意味での男女入れ替わりではないが、リボンの騎士を思い出されるような物語でもあり、手塚治虫もやはり影響されたのかしら。少年少女古典文学館なるシリーズから出ているが、これを読む少年少女はちょっと早熟すぎるのではないだろうかと思えるほど、エロチックな物語でもある。
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はっきり読破したのは初めて。田辺聖子さんの訳が生き生きしていて、引き込まれる。現代女性の悩みが平安の世にも…というか、平安時代から相も変わらず女性は苦しんできたのに、現状を変えるまでには至らなかったという事実に、愕然とする。
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古典に興味はあったものの、なかなか手が出ずにいました。 このシリーズは、現代の少年少女に鑑賞してもらいたいとの目的で、現代文でわかりやすく書かれています。 また、どの作品の著者も有名方々ばかり。他の作品も読んでみたいと思います。 少年少女に、と言う目的ではありますが、内容が少し大...
古典に興味はあったものの、なかなか手が出ずにいました。 このシリーズは、現代の少年少女に鑑賞してもらいたいとの目的で、現代文でわかりやすく書かれています。 また、どの作品の著者も有名方々ばかり。他の作品も読んでみたいと思います。 少年少女に、と言う目的ではありますが、内容が少し大人向けのように感じました。あらすじしか知らなかった“とりかえばや物語”。こんな話だったんだ!ってびっくり。しかし、面白くてあっという間に読んでしまいました。 田辺聖子版とりかえばや物語、大変面白かったです。
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このシリーズは小学生の頃にハマってよく読んでました。読みやすいだけでなくイキイキしていて、かつ原典のエグ味を程よく抜いた素晴らしい現代語訳だったと思います。
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高校の古典で買わされた。 何故か、汗の描写が気持ち悪かったという記憶が濃い。 読みやすい本だと思う。
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宮廷内で男女が入れ替わる物語設定は、昔から賛否両論でした。 私は面白いと思いますが・・・ 氷室冴子さんの「ざ・ちぇんじ」の方が入りやすいかもしれません。
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少年少女古典文学館の一冊。 現代語訳。田辺聖子の訳。 内気で女性的な若君と男性的で快活な姫が入れ替わる。少年少女と銘打っているが大人も楽しめる。
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