旬のスケッチブック の商品レビュー
12ヶ月における、そ…
12ヶ月における、それぞれの旬の素材、そして料理を中心に据えたエッセイ+短歌+作者の母親の一口コメントで構成された本。作者は、幸せな家庭で、素直に育った人なのだな・・・とつくづく感じさせられる優しい内容。
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1月から12月まで各…
1月から12月まで各月ごとの旬の食べ物を題材にしたエッセイ。季節を感じて暮らすことの素敵さが伝わってきます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
それぞれの月々の旬の食べ物をめぐるエッセイ。もっとも、12月のようにクリスマスケーキのようなものもあるから、あくまでも短歌的な感性で選ばれているのだろう。篇中の短歌は概ねわかりやすいものだし、お母さんのコメントを含めて軽快なタッチ。万智さんは、12月31日の生まれらしく、お誕生日にはいつも年越しそばを食べて(食べさせられて?)いたというのは、微笑ましくもおかしい。
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食いしん坊には楽しい本。旬にまつわるエッセイ、母のコメント、短歌と評でなる。今まで読んだ俵万智の著作で最も教師的。
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