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世界で一番ロマンチックな海 の商品レビュー

3.4

14件のお客様レビュー

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一生愛し合っていける…

一生愛し合っていける人、一生幸せに暮らして行けるひとはいるけれど、一生恋の出来る人はいない

文庫OFF

感情移入できました

切なく甘い、6つの恋物語が収録されています。お互いを想っているのに結ばれることはなく、別れては出会うその度に切なさが増していく……そんな表題作を含め、映像が浮かぶ物語たちです。

yoko

2018/10/28

短編からなる1冊 鎌田さんの本を読むようになってから意識して買った1冊 恋愛を描いた1冊だが、どこかせつなく、ハッピ-エンドというより、もどかしさや時間の流れに 乗りながら考える、その関係を考えながら読める1冊 私は、シャルル・ドゴール空港が切なくて好きな1篇

Posted byブクログ

2011/12/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

6つの短編があって、どれも、切なさ・悲しさを感じさせられるお話でした。 不倫・嘘・歳の差・愛人・未亡人などなど、はっきり言って健全とはいえないようなテーマが多かったのですが、道徳云々ではなく、愛は愛なんだというようなことが感じさせられました。 現実では抵抗があるようなことでも、文学、小説の中の話になると受け入れられるということが多々あるのですが、この小説はその典型ですね。

Posted byブクログ

2010/10/25

ドラマ仕立ての短編集。映像じゃなくて、小説だからこそ楽しめた感じです。テレビドラマにしたら、少しストーリーが強すぎるかも。世界は理屈じゃなくて、男と女からできています、うん。

Posted byブクログ

2011/05/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読始:2008,2,14 読了:2008,2,16 六つの恋愛話がつまった短編集  ?世界で一番ロマンチックな海  ?ラヴレター  ?男と女と男  ?結婚  ?シャルル・ドゴール空港  ?そのひとの匂い 愛と恋の違いがわかるのかな?ww どの作品も奥が深い ロマンチックではあるけれど甘くはない 独特の話しが多いが意外性を狙ったとかいうものではなく、恋愛の理想といえるものと現実とを上手く描いていると思う 個人的に興味深いのが?ラヴレター 登場人物があってないような、なんていうんだろう 話しが手紙だけで構成されるというまぁありがちな感じではあるが読み込める作品 また数ヵ月後、数年後に読むと解釈が違ってくるんだろうなぁと再読が楽しみ そのほかで気にいったのは?、? どの作品も非日常的な面も含んでおり、必ずしもハッピーエンドとは言えないかもしれない でもどこか憧れる?ような一面があるのかなぁ もうとりもどせない時間のもどかしさ 目の前で手からこぼれおちる儚さ 魅せられます ときをおいてまた読みたい一冊。

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2009/10/04

恋したいときに読んだ本だと思う。 「シャルル・ドゴール空港」 の話は、もどかしい。 自分の気持ちだけをみることができない私は、 きっとこんな後悔をするだろうと 思った。 好きな人と、一緒にいたい気持ちを大切にしたい。

Posted byブクログ

2009/10/04

4/30 まあドラマのシナリオ的な。(脚本家が書いてるからそうなのかもだけど)それ以上それ以下でもないが不愉快と言うこともなく。ドラマっぽいなーと思って読んだ。フランスの話が一番印象的でした。

Posted byブクログ

2009/10/04

<「私、あの病院で死ぬの」高校2年の夏、砂浜でそう言った葉子に、ぼくは初めてのキスをした。そして一生をかけた恋は始まった―。別々の人生を重ねながら、絶望も愛を失うことも知った2人は、あの砂浜で再び出会った。最後の、そして命を棒げた恋の始まりだった。甘美で悲しい恋を描く表題作他5編...

<「私、あの病院で死ぬの」高校2年の夏、砂浜でそう言った葉子に、ぼくは初めてのキスをした。そして一生をかけた恋は始まった―。別々の人生を重ねながら、絶望も愛を失うことも知った2人は、あの砂浜で再び出会った。最後の、そして命を棒げた恋の始まりだった。甘美で悲しい恋を描く表題作他5編。 > 頂き本。あっという間に読んでしまいました。もったいなかったかな(笑)読みやすかったです。シャルル・ドゴール空港、もっと長編で読んでみたいと思った。 2007.9

Posted byブクログ

2011/08/01

表題作は高校で出会ってから何度も別れと再会を繰り返してついに「病気」によって最後の出会いをし、「死」によって最後の別れとなる悲しい恋の物語です。「一生愛しあって」いくよりも「一生恋の出来る」人と出会うことが難しいけれども幸せなのだと しみじみ思う。他の短編もどれも心にじんわりきま...

表題作は高校で出会ってから何度も別れと再会を繰り返してついに「病気」によって最後の出会いをし、「死」によって最後の別れとなる悲しい恋の物語です。「一生愛しあって」いくよりも「一生恋の出来る」人と出会うことが難しいけれども幸せなのだと しみじみ思う。他の短編もどれも心にじんわりきます。大人の大人による大人のための純愛小説集です。でも 恋に憧れる青少年にも読んで欲しい かも。

Posted byブクログ