植物記 の商品レビュー
ぼくは写真集や画集は、どんなにきれいでカッコよくても、だいたい途中で飽きてしまう。写真そのもの、絵そのものを鑑賞する能力に欠けているらしい。 が、本書は飽きるどころではなかった。埴沙萠さんは写真家だが、もともとは研究者だ。「どうしてこうなったんだろう?」「どうやっているのだろう?...
ぼくは写真集や画集は、どんなにきれいでカッコよくても、だいたい途中で飽きてしまう。写真そのもの、絵そのものを鑑賞する能力に欠けているらしい。 が、本書は飽きるどころではなかった。埴沙萠さんは写真家だが、もともとは研究者だ。「どうしてこうなったんだろう?」「どうやっているのだろう?」という疑問が最初にあって、カメラは不思議を解き明かす道具なのだ。 「ひまわりって日回りしてたらねじれてもげちゃうんじゃないだろうか」 「分裂して増えるゾウリムシって不老不死なんだろうか?」 「缶詰のみかんって誰が剥いているのだろう?」 幼い日、そういう疑問に悶々とした(あるいは今もしている)すべての大人たち、そして世界の不思議に目を輝かせているすべての子供たちに、何よりの贈り物。 みかんの剥き方が載っているわけではありません。
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この図鑑は4月、から始まる。最初のテーマは芽ばえ。生まれたばかりの植物のなんとうつくしいこと!あるものは露をふくみ、あるものは青空を背に思いきり伸びをする。 図鑑というよりは写真集なのかもしれない。 植物の生態に驚き、感心し、自然への尊敬がはぐくまれる。そんな希少な一冊。手放せな...
この図鑑は4月、から始まる。最初のテーマは芽ばえ。生まれたばかりの植物のなんとうつくしいこと!あるものは露をふくみ、あるものは青空を背に思いきり伸びをする。 図鑑というよりは写真集なのかもしれない。 植物の生態に驚き、感心し、自然への尊敬がはぐくまれる。そんな希少な一冊。手放せない図鑑。
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NHKスペシャル、足元の宇宙を観て借りてきた。 植物への暖かいまなざし。 また時間があるときにゆっくりと眺めたい。
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