自閉症だったわたしへ の商品レビュー
「わたしの世界」と「世の中」のずれをどう感じていたのか、そしてどうやって自分を守ろうとしてきたのかが、かなり具体的に知ることができる。
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興味深く読んだ。友人に薦めたら、一行読むたびに、そこにある一言で自分の世界が膨らみすぎて時間が経ってしまい、読み終えることが出来ないと言っていたのが、印象的な本。
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授業関連で読んだ。自閉症について全く知らなかったことを思い知った。 それにしても、海外ってみんなこうなの?お泊りとか同棲とか軽すぎない…?時代が違うから…?
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『自閉症の側から見た世界はこんなふうに見えるのか』という感覚が少しもてた気がする。やはり当事者の表現はリアルだ。いろんな入門書や専門書をあたってみたけど、やっぱり内側から適切な言葉で描かれる世界は説得力が違う。 でも、長編すぎて挫折…。時間ある時にまた読みたいかも。。 。
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これまでいくら理解しようと努めてもどうしても曖昧だった「自閉症」という概念の輪郭が、この本に恐らくいくらかは正確に掴めてきた。半生記であり、学者でもない著者の手記とは思えないくらい「自閉症」というものを主観的かつ客観的にまとめてある。
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かなり壮絶な半生記であるが、本人の特質から客観的に書かれているためそんなに重くならずに読める。自閉症の人の認知が一般とは「違う世界」であることが、理性的に言語描写されている。彼女らに特徴的な感覚が存在することは了解できても、体験を重ねられないので、やはり本質的には理解したとはいえ...
かなり壮絶な半生記であるが、本人の特質から客観的に書かれているためそんなに重くならずに読める。自閉症の人の認知が一般とは「違う世界」であることが、理性的に言語描写されている。彼女らに特徴的な感覚が存在することは了解できても、体験を重ねられないので、やはり本質的には理解したとはいえないのかもしれない。が、自閉症の解説書とあわせ、その内的世界への理解を深めるためのサブテキストとなる。いかに「環境」と理解者による適切なサポートがその人の人生を変えるかが痛感される。
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