ファザーファッカー の商品レビュー

内田春菊【著】

2015/12/01

恐ろしい話を淡々と語る処が真実を表現しているように感じ、のうのうと生活している義父それ以上に母親に対して憎しみが湧く。

2012/08/29

発売当初にも購入して読んだけど、何度読んでも嫌な話しだな。八方塞がりで。自伝的小説として話題になったと思うけど、どの辺が創作なんだろう。その後、内田春菊のエッセイ漫画を読んだ限りは、実母との関係は別に悪くないじゃんと思った覚えあり。

2012/01/06

トラウマやコンプレックスのない人間などいない。
虐待を受けたことのない人間でも、主人公のどこかに共感する部分はあるだろう。しかし同情はしない。
胸糞悪くなるような、自伝に似た高慢ちきな話だったが、読んだことに対しての後悔はない一冊。

植物に母乳をやる、その部分だけが、麻痺したように胸に残った。

2010/01/28

今更だけど、読んでみました。
前に、書き出しだけ読んですごくインパクトが強かったから読んでみたくて。
淡々と進んでくけど、話の内容が暗い。
タイトルと、書き出しの数頁からして暗いと想像していたけど、重い。

2009/10/04

タイトル通りのお話だけど・・自分が幼い頃に家庭で受けていたモラルハラスメントを思い起こさせられ、具合が悪くなったので、２度と読めない本。ただ、主人公の女の子の心情などはとても鋭くて切なくて良かった。

2009/10/04

自伝ではないと言ってるけど、自伝なんですよね。。きっと。
ある意味ｽｺﾞｲ。
私だったら確実にぐれて仕返しします。人を使って。

2009/10/04

感想→なんかだれかの自伝みたいなお話だなぁ。…ってこれ自伝なの？この人普段文章は書くけど小説は書かない人みたいな文章を書くなぁと思いました。淡々とした、というよりあっさり。けど、それが何よりも事実に近い。１４歳の母、だっけ。あれより作り話みたいなのに現実味の説得力がある。堕胎のシーン、私高校のときビデオで見てぼろ泣きどころか発作起こしたんですが、実際自分がするとこんな感じなんだろうなぁとか思ってしまった。考え方の節々に共感を持ちましたがそれがなんだか不愉快。同意したくない同意。そこがこの人の文の魅力なんだろうな。…私は好きになれませんが。