この国のかたち(1) の商品レビュー
この本こそ、日本人と…
この本こそ、日本人と世界の人に読んでほしい本当の”日本”の姿。様々な視点から日本を見ています。
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「司馬史観」全開の本…
「司馬史観」全開の本。こんな風に我国を語れたら、素敵だと思います。ただ、昭和は語れないんですね…
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いろんな歴史小説を書…
いろんな歴史小説を書いてきた著者が風土や文化などを書いたエッセイ。
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司馬遼太郎を知るには…
司馬遼太郎を知るには絶好の日本人論です。全6冊とも読むと良い。
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司馬の歴史観が凝縮し…
司馬の歴史観が凝縮しており、いい。しかし、文章は詩的で読みにくい。それもこの人の味ではあるが・・・
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エッセイ集!
「司馬史観」と呼ばれる独自の歴史観を持ち、歴史物語やエッセイを記してきた著者の、集大成とも呼べるエッセイ集。史実として語られる内容についての議論はおいといて、この国を愛し追究してきた著者の心を感じたい。
rei233
1990年に上梓されたエッセイ本。しかし、充分に読み応えがあります。どの章も重みがあり今を生きる私たちの標になります。 歴史的知識だけではその時代を理解できません。誰がいつどこでどうしたのか。何故そうなったのか…史実の背景を読み解く必要がありますが、これを読み教科書的のみで浅かっ...
1990年に上梓されたエッセイ本。しかし、充分に読み応えがあります。どの章も重みがあり今を生きる私たちの標になります。 歴史的知識だけではその時代を理解できません。誰がいつどこでどうしたのか。何故そうなったのか…史実の背景を読み解く必要がありますが、これを読み教科書的のみで浅かった知識が広がり深まりました。 歴史小説を何冊も書いてきた司馬さんですが、それも明治時代まで。 あの昭和初期から敗戦に至るまでの日本史に猛烈に怒っています。 …ながい日本史の中でも特に非連続の時代、ーあんな時代は日本ではないーと理不尽なことを灰皿でも叩きつけるようにして叫びたい衝動が私にはある。…日本史のいかなる時代とも違う、“異胎の時代”とも表現しています。 日本陸軍、参謀本部の暴走の正体を説いています。 自分たちの名田を守るために武装して起こった武士の時代。鎌倉時代の坂東武者に代表されるような一所(名田)に命を懸ける潔さ、名誉を尊ぶ気質など日本史を貫くもの。日本人の底流にあるものに目を向けています。
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・日本の偉人の評価 ・日本人及びその国の特性と成立ち を司馬遼太郎の極めて主観的でありながら、 納得感があり、まるで会って話して来たかのような 語り草がたまらなく面白い。
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司馬遼太郎氏生誕100年でもあり、約20年振りに読み返してみました。 《この国のかたち》とても素敵な言葉です。いろいろな歴史的背景を踏まえ、政治、経済、社会、文化、生活等々今を生きる私たちに様々なテーマを投げかけ、考えさせられるとてもおもしろい本です。特に、亜細亜への考え方、太平...
司馬遼太郎氏生誕100年でもあり、約20年振りに読み返してみました。 《この国のかたち》とても素敵な言葉です。いろいろな歴史的背景を踏まえ、政治、経済、社会、文化、生活等々今を生きる私たちに様々なテーマを投げかけ、考えさせられるとてもおもしろい本です。特に、亜細亜への考え方、太平洋戦争に至るプロセス、神や宗教感に対する考えは…。人も20年経つとものの見方がちょっとは深まるのでしょうかね‥‥
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30年前「文藝春秋」に連載されていたもの。 著者が今の日本をみたら、どんな風に思い、どんな国のかたちを書くだろう。 歴史的知識の乏しさのせいか、テーマによっては難解な物もあったけど、興味や知識がある物はとても面白く読めた。 学生時代一番苦手な教科だった歴史だけど、この歳になっても...
30年前「文藝春秋」に連載されていたもの。 著者が今の日本をみたら、どんな風に思い、どんな国のかたちを書くだろう。 歴史的知識の乏しさのせいか、テーマによっては難解な物もあったけど、興味や知識がある物はとても面白く読めた。 学生時代一番苦手な教科だった歴史だけど、この歳になってもっと歴史を勉強したいと思うようになるとは。
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