新ケインズ主義の時代 の商品レビュー
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1993年刊。著者は「ニュー・リパブリック」社の経済ジャーナリスト。 経済と国際政治、外交面から80年代以降の米国政権の運営を批判的に分析する書。おそらく94年後半頃に読破したと思うが、本書で批判するレーガノミクス、経済自由放任主義に酷似する状況が、20年も経たずに発生した。 ブッシュJr.政権、イラク戦争、リーマンショックなどが判り易い例だが、かかる繰り返しは、愚物が政権を担当しているからか、彼らにメリットがあるからか、愚者を政権に押し上げる側に問題があるからか…。 追想のみならず対比の観点から再読したい。
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