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パンツをはいたサル、国会へ行く の商品レビュー

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立候補してから当選、…

立候補してから当選、国会での活動など国会議員の仕事がよくわかる。

文庫OFF

2014/02/13

経済人類学の研究者であり、評論活動でも活躍していた栗本慎一郎は、55年体制が崩壊した1993年の衆議院選挙に無所属で立候補し、みごと当選を果たしました。本書は、その選挙運動の模様やその後の栗本の国会での活動を綴っています。 第1部は、栗本の選挙運動のリポートと、それにたずさわっ...

経済人類学の研究者であり、評論活動でも活躍していた栗本慎一郎は、55年体制が崩壊した1993年の衆議院選挙に無所属で立候補し、みごと当選を果たしました。本書は、その選挙運動の模様やその後の栗本の国会での活動を綴っています。 第1部は、栗本の選挙運動のリポートと、それにたずさわった人々へのインタビューを、第2部は、栗本による主要国会議員の寸評と、当選後に週刊誌に発表された文章、さらに政治評論家の枡添要一との対談を収めています。 「ムラ社会・永田町をフィールドワークする」というサブタイトルが付けられているように、評論家としては高い知名度を持っていたものの、政治家としての経験はゼロの著者と、彼の選挙を支えたヴォランティアたちのレポートを通して、選挙活動というものの生態が描かれていて、楽しく読めました。 小沢一郎が大きな政治のうねりの中心にいた頃の雰囲気が何となく分かりました。ただ、当時の政治状況がよく理解できていないので、ただ雑多な内容が並べられただけの本のようにも感じました。

Posted byブクログ