薔薇忌 の商品レビュー
どの話も幻想的で、妖…
どの話も幻想的で、妖しい。不思議なんだけど、分かるような話です。
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現代が舞台の幻想小説…
現代が舞台の幻想小説。真相は宙吊りにされ、分かるような分からないような、そんな世界です。
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現代が舞台の短編集。…
現代が舞台の短編集。濃密な薔薇の香りにも似た、美しい描写が綴られています。
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すべて舞台をモチーフにした短編集。非日常の妖艶でゾクッとする感じに引き込まれる。ひとつひとつの背景が細やかで丁寧に織り上げられているという感想。
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皆川博子さんの作品『薔薇忌』を読了。舞台に関わる男女の物語がかたられた短編集。あやしいお話、ちょっとセクシーなお話、危険なお話などなどいろいろなお話だが終わりを迎える直前の土壇場での話の逆転により必ずドキッとさせられる。お上手です。好き嫌いは別れる小説かな。皆川博子さんの小説は歴...
皆川博子さんの作品『薔薇忌』を読了。舞台に関わる男女の物語がかたられた短編集。あやしいお話、ちょっとセクシーなお話、危険なお話などなどいろいろなお話だが終わりを迎える直前の土壇場での話の逆転により必ずドキッとさせられる。お上手です。好き嫌いは別れる小説かな。皆川博子さんの小説は歴史物のほうが好きかも。
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どの短編の登場人物も、芝居や音楽などの舞台に関わる人々。 現実的な中においての幻想的な話ばかりで、 妖艶な匂いがプンプンする。 自分が今の年齢になったからこそ楽しめる作品だったと思う。
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表題作に絢爛なものを期待していたから少し肩透かしを食らったけど、会話文中心に構成されているのが珍しくて結構好き。少し中井英夫めいた雰囲気。 『紅地獄』『縊鬼』は王道の皆川世界が広がっていて気に入っている。 ゆめこ縮緬とたまご猫のちょうど間をとったような短編集だと思う。美味しいと...
表題作に絢爛なものを期待していたから少し肩透かしを食らったけど、会話文中心に構成されているのが珍しくて結構好き。少し中井英夫めいた雰囲気。 『紅地獄』『縊鬼』は王道の皆川世界が広がっていて気に入っている。 ゆめこ縮緬とたまご猫のちょうど間をとったような短編集だと思う。美味しいとこ取りである。
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とにかく幻想的でむせかえるような妖艶さ。 好きな人は本当に好きになるでしょうな。 でもどこか肩すかしな感じが否めませんでした。 10.09.07
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ジュネの『花葬』を思わせる、薔薇に埋もれて窒息することを夢見た劇団員。過去の幻の前に色褪せ、ステージから堕ちた鳥。夢から醒めない老女優。舞台の上に織り成される妖しく美しい世界。
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