わたしの源氏物語 の商品レビュー
源氏物語の大ファンで…
源氏物語の大ファンです^^この本は判りやすく、なおかつ一つの巻きにつき数ページしかなくちょっとした合間にちょこちょこ読みができます。ざぁ~と源氏物語の流れを知りたい方には是非おすすめします。
文庫OFF
『源氏物語』の現代語訳を手がけた著者が、『源氏物語』の読みどころを説いている本です。本書だけで、『源氏物語』のあらすじを理解することもできます。 著者は、『源氏物語』は光源氏が主人公ではなく、じつは女君たちの物語だと述べています。こうした観点から、本書では『源氏物語』に登場する...
『源氏物語』の現代語訳を手がけた著者が、『源氏物語』の読みどころを説いている本です。本書だけで、『源氏物語』のあらすじを理解することもできます。 著者は、『源氏物語』は光源氏が主人公ではなく、じつは女君たちの物語だと述べています。こうした観点から、本書では『源氏物語』に登場する女性たちの心の動きが、現代の読者にとっても親しみやすい語り口でていねいに解き明かされており、おもしろく読みました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1993年(底本1989年)刊行。 源氏物語を現代訳した著者による源氏物語に関するエッセイ。 女性目線、小説家目線、訳者目線が混在しており、全体的にシニカルのような気がするが、とりわけ、源氏のコキュぶりが顕わになるところや、真面目男、真面目夫の間抜けさを描く時こそ、皮肉たっぷりに書かれており、なかなか面白い。 もちろん、”源氏”愛を感じるので、読後感は良。
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中古本で買ってきたら、雲井の雁だけでなく、秋好中宮にも赤線が引っ張ってある。 前保有者は、何をチェックしていたのやら。。。
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さすが寂聴、厳しい!!と同時に、大人の余裕さえ感じられます。六条御息所が一番すきなんて、そうそう言えません。さらに、紫の上の人知れない苦悩、朝顔の斎院や女三宮への嫉妬なんて、なかなか凡人には気がつきません。さすがです。(2008.8.3)
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瀬戸内寂聴さんの書かれる文章は、文章にリズムがあって、美しい音楽を聴くように本の世界にいつの間にか引き込まれ、気がつくともうあと数ページで終わってしまう… 1000年前に書かれた源氏物語は決して昔話ではなく、1000年前も今も人間というものは変わらないんだなぁーという思いを強くさ...
瀬戸内寂聴さんの書かれる文章は、文章にリズムがあって、美しい音楽を聴くように本の世界にいつの間にか引き込まれ、気がつくともうあと数ページで終わってしまう… 1000年前に書かれた源氏物語は決して昔話ではなく、1000年前も今も人間というものは変わらないんだなぁーという思いを強くさせられた一作でした。
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始めからこの本に出会えていれば、古文の授業も眠くなかったはず。あぁ、そういうことだったのかと何度も思った。
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古本屋で衝動買いその2。瀬戸内寂聴による解釈集、と言うのかな?入門書としてもおすすめ。高校の古典並の知識しかなくても楽しく読めます!
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