戦艦大和の最後 の商品レビュー
師範学校、教師を経て、徴兵され、大和に乗組んだ人の手記。著者は戦記作家の亀井宏氏の叔父。 師範学校時代から、教師としての勤務、徴兵され、海兵団における教育を経て大和に乗組み、終戦に至るまでの体験談であり、当時の雰囲気を感じながら、戦争の時代を生きた男性がどんな体験をし、どんなこと...
師範学校、教師を経て、徴兵され、大和に乗組んだ人の手記。著者は戦記作家の亀井宏氏の叔父。 師範学校時代から、教師としての勤務、徴兵され、海兵団における教育を経て大和に乗組み、終戦に至るまでの体験談であり、当時の雰囲気を感じながら、戦争の時代を生きた男性がどんな体験をし、どんなことを考え、感じてきたか、その実例の一つとして興味深く読んだ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
教師から大和乗組員になった方の邂逅記録。 厭戦な感じが全体から滲み出ているのは、教師出身だからなのか。自分の中の戦う事への葛藤などが書かれています。羊羹を食べた時の話や、復員して実家に帰った際の母親と父親とのやりとりなどが、淡々と書かれているのが逆に物悲しい。
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