ダンシング・ザ・ドリーム の商品レビュー

マイケルジャクソン【著】,湯川れい子【訳】

2010/03/01

この詩集を読むとマイケル・ジャクソンが、普通の人間より数段上の感性を持つ、天性のダンサーでありクリエイターなのだとわかる。音楽やダンス、エンターティメントによって、彼は本当に世界や地球と感覚的に繋がっていたのかもしれない。
マイケルだけじゃなく、一流のアーティスト、アスリートが持つ感性はこれくらい意識が高いものなのだと思う。
(この詩集を読むと、児童虐待疑惑は本当か？と思う。そんな低俗な印象はない。)

理想主義、信心深さ、一途さ。冒頭のエリザベス・テーラーの序文に「痛々しいほど誠実」という文章があったけど、良くも悪くもそういう人だったのだろう。