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新版 ノーム の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2022/10/14
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不思議の国の「ノーム」    -2007.02.15記 先日、幼な児の絵本読みと「まんげつのよるまでまちなさい」について書いたのを読んだ友人T君から、愉しくて不思議な絵本「ノーム」が贈られてきた。 ベストセラーとなった豪華な大型本である。210頁余に、ノームの人と形、日々の暮らし振りのディテールが、反自然的な我々人間社会とはどこまでも対照的に、こと細かに描かれ、後半には「ノームにまつわる伝説」として9つのエピソードが添えられている。 ノーム-Gnome-とは、大地を司る精霊とされ、主に地中で暮らし、老人のような容貌をした小人。手先が器用で知性も高く優れた細工ものを作るとされるが、初期ルネサンス期、錬金術師として名高いあのバラケルスス-1493-1541-が、「妖精の書」のなかで言及した四精霊の一つ-即ち、火の精霊-サラマンダー、水の精霊-ウンディーネ、風の精霊-シルフ、そして地の精霊-ノームである-として登場するのが、どうやら文献上の初めのようだ。 なによりもリーン.ポールトフリートの描く絵がいい。自然や動物たちのリアリスティックな描写と、ユ-モアたっぷりなノームたちの生態描写の対照が、構成の妙として活きている。 監訳者として名を連ねる遠藤周作が、「すれっからしの我輩まで夢中にさせた」と言うとおり、子どもから大人まで、奔放に想像の羽をひろげてくれる不思議の世界だ。 この絵本を手にとって唸るほどに感激していたのは今年37歳になるわが連れ合いだが、まだ5歳の幼な児にとっても、これからの長い成長史のなかで、折にふれ立ち返る想像力の源泉ともなることを望みたいもの。

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2009/10/17

クリスマスプレゼントに買って貰った本。 幸せな気持ちになります。 ほんとの図鑑みたい。 鼻をこすりあわせる挨拶がかわいい。

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2009/10/04

小人のノーム。 この本に出会ったのは学生の頃。学校の図書館にありました。 ノームはどうやって家をたてるか。 ノームの帽子にはどんな意味が隠されているか。 子供のしつけは?? それはそれは素晴らしい絵と共に、詳しく書かれています。 まるで、本物の図鑑のように。。

Posted byブクログ