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ある閉ざされた雪の山荘で の商品レビュー

3.4

27件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    0

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2023/12/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

よくこの設定を思いつくなぁ。 探偵役も最後は人間味が出ていてほっこりした。 殺人ミステリーのハラハラ感も味わえて 結果、最後には温かみも感じられる いいとこ取りのミステリーだった。

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2023/09/17

映画が公開されるという事で久しぶりに再読しました。 好きな作品で、内容もだいたい覚えていたものなのですが、再び読み返して面白いと改めて感じました。 本格ミステリー、の設定が秀逸で、作者も語っておられましたが、一度限り使えるシチュエーションですね。 また時間が経ったら読み返すことに...

映画が公開されるという事で久しぶりに再読しました。 好きな作品で、内容もだいたい覚えていたものなのですが、再び読み返して面白いと改めて感じました。 本格ミステリー、の設定が秀逸で、作者も語っておられましたが、一度限り使えるシチュエーションですね。 また時間が経ったら読み返すことにします。

Posted byブクログ

2022/02/19

雪に閉ざされた乗鞍高原の山荘を舞台にして、オーディションに合格した男女7人の劇団員が、一人また一人と消えてゆく連続殺人劇の結末には、意表を突く大仕掛けが仕組まれていました。 事件現場の山荘ラウンジの本棚には、A.クリスティの『そして誰もいなくなった』、ヴァン・ダインの『グリ-ン家...

雪に閉ざされた乗鞍高原の山荘を舞台にして、オーディションに合格した男女7人の劇団員が、一人また一人と消えてゆく連続殺人劇の結末には、意表を突く大仕掛けが仕組まれていました。 事件現場の山荘ラウンジの本棚には、A.クリスティの『そして誰もいなくなった』、ヴァン・ダインの『グリ-ン家殺人事件』、E.クィ-ンの『Yの悲劇』などが並べられ、本格推理小説の向こうを張ったシチュエ-ションと先の見えない事件の展開、作者・東野圭吾サンが読者に仕掛けた奇抜なトリックが愉しめる作品でした。

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2018/05/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

劇のオーディションに受かった7人は、雪の山荘に閉じ込められた【設定】で4日を過ごす。殺人事件?が起こり、次々に姿を消す仲間たちと【設定】を記されたメモ。これは芝居なのか、それとも本当の連続殺人なのか。 犯人の目星もトリックもわからずに読み進めたけれど、とてもおもしろかった。真相は予想外だったけど、こういう推理小説もあっていいんだなって思った。探偵役の久我のキャラクターもいい感じだったけど、個人的には本多さんがすごくツボだった。

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2016/03/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

誰も死んでなくてよかったですが、途中までは本当に芝居なのか殺人が行われているのか分からず、ハラハラしていました。この三重構造はさすがに気づけませんでした。 もっと大きなどんでん返しを期待してしまっていたので面白かったですが星4つ。

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2012/08/21

東野圭吾は、容疑者Xの献身しか読んだことがなく、特に東野さんのファンではないんだけど、この本が面白いとある作家さんが言ってたので読んでみた! 確かに面白かった!文章も読みやすいし、演技なのか殺人なのかというドキドキ感もあるし、ラストもいい終わり方だった。良作だと思う!

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2012/06/27

タイトル長っ☆きれいにまとまっている作品。劇団のオーディション合格者7人が山荘に集められ芝居をするという設定のはずが本当の殺人が起こっている?といった話。視点が替わったり見取り図もついているのでさくさく読めると思う。推理小説としても無難にできてるかな。全体的にバランスよくて面白か...

タイトル長っ☆きれいにまとまっている作品。劇団のオーディション合格者7人が山荘に集められ芝居をするという設定のはずが本当の殺人が起こっている?といった話。視点が替わったり見取り図もついているのでさくさく読めると思う。推理小説としても無難にできてるかな。全体的にバランスよくて面白かった。

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2011/10/24

『ある閉ざされた雪の山荘で』、外界との連絡は一切取れない、そして起こる殺人。でも実際には外は晴天、電話はつながっているし、バス停だってすぐそこにある。殺人だって現実には起こってない……はず。そんな設定が新鮮。でも形式としては本格ミステリーの王道で、よく練られているなぁと感じました...

『ある閉ざされた雪の山荘で』、外界との連絡は一切取れない、そして起こる殺人。でも実際には外は晴天、電話はつながっているし、バス停だってすぐそこにある。殺人だって現実には起こってない……はず。そんな設定が新鮮。でも形式としては本格ミステリーの王道で、よく練られているなぁと感じました。好き嫌いがわかれるようですが、自分はとても楽しめました。

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2011/08/03

そつなくまとまっている作品 ただ勿体無いのは登場人物に魅力がないこと。 そのせいで感情移入できない、凡庸な作品になってしまっている。 主人公(?)ともいえる久我に魅力がないところが致命的。 トリック自体は面白いので一見の価値あり

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2011/06/04

特殊な設定の密室劇です。 登場人物も少なく犯人候補は限られてきますが、何故共犯者は犯人に加担しているのか?等謎が残されるので最後まで楽しめました。 主役らにイマイチ魅力が無かったので話に深みがないのが残念なところ。 しかしさくさくと読ませる力があるのはさすがです。

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