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三びきのコブタのほんとうの話 の商品レビュー

3.8

21件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

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2023/09/28

民話をベースにしながらもオリジナルの要素があって面白い。 相手の立場でものを考えると一方的に言えないよね、ということの典型だと思いました。

Posted byブクログ

2023/09/17

三匹のこぶたをオオカミの視点にしたらどうなった?という話。なるほどなあというか、そういう前置きがつくと視点が広がって面白い。三匹のこぶたを読んだ直後に読むのがいいかも。

Posted byブクログ

2023/09/11

「三びきのコブタがつぎつぎとこわいオオカミに襲われるという有名な昔話を,加害者のオオカミの立場から見たらどうなるか.そういう発想でつくられ見事に成功し,たちまちベストセラーになった話題の絵本.」 ・パロディなので、3びきのコブタの元の話を原作で読んでからがいいかなと思う。『3び...

「三びきのコブタがつぎつぎとこわいオオカミに襲われるという有名な昔話を,加害者のオオカミの立場から見たらどうなるか.そういう発想でつくられ見事に成功し,たちまちベストセラーになった話題の絵本.」 ・パロディなので、3びきのコブタの元の話を原作で読んでからがいいかなと思う。『3びきのかわいいおおかみ』あたりもセットで紹介すると面白いかも。 ・自分が子どもの頃に好きだった本。アメリカで、英語で読んでいた。ちょっと悪いものを読んでいるようでニヤニヤしながら読んだ 笑 大人になって読み返すと、そうだなぁ、口は悪いかな 笑  ・レンガの家のブタの口が悪くて、おばあちゃんの悪口を言われて、オオカミがブチ切れる。そりゃ怒るよ。

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2023/09/03

多方面から物事を見るって大事。 オオカミにはオオカミの言い分があったのね。 ただのイジワルオオカミじゃなかった。

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2021/06/16

おおかみ目線での三びきの子ブタ ひとつのストーリーだけにとらわれず 多面的に色々な視点から情報を得るのはおもしろい 吹き飛ばしたのではなく くしゃみだったとは ちなみに、保育園で読んだ三びきの子ブタは 木とレンガの家は体で体当たりしてたとのことで 息子はお話してくれました

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2018/06/28

「3匹の子豚」のオオカミ目線からのお話。 オオカミの口調が楽しい。 一つの出来事でも、見方によっては全然違うものになるという感じの絵本。 小学生には、非常にウケそうなお話。 小学5年  6月 8分

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2016/09/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

5年生に読み聞かせ。ちょっと表現が怖かったかな。別の角度から見ると…という勉強にはなると思うが、人によって捉え方は違うはずなので、少し不安が残った。

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2016/07/04

すごく期待して読んだ 物事を多面的にとらえられない私だから 開眼があるかも!と 絵が全体にダークで魅力的 でも、なんかね、ウルフ君には悪いけど 言い訳はうまいけど、ね ≪ 食べられた コブタが やっぱかわいそう ≫

Posted byブクログ

2018/06/11

三匹のこぶた事件で収監された狼が語る「あのときの真実」。 だから著者の名は「著者名」ではなく「聞き手」と表記される。語り手はウルフ氏。 犯罪者の思考がリアル寄りすぎて私には無理。笑えない。 これは子供向けではない。 子供向けの棚に置きたくないし子供の目に触れさせたくない。 だけ...

三匹のこぶた事件で収監された狼が語る「あのときの真実」。 だから著者の名は「著者名」ではなく「聞き手」と表記される。語り手はウルフ氏。 犯罪者の思考がリアル寄りすぎて私には無理。笑えない。 これは子供向けではない。 子供向けの棚に置きたくないし子供の目に触れさせたくない。 だけど大人が読んで楽しいものでもない。 これを単純に楽しめる大人とはお近づきになりたくない。 読んでいる最中も読みおえた後も、ただただひたすら気分が悪い。 最初はブラックユーモアなのかと思った。 ブラックユーモアにしては面白くないし単に著者の性格が悪いだけに見えるけれども。 スパイダー屋敷の晩餐会http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4894235692をセンスのない人がやっちゃったんだろうかと思ったが教訓モノではなさそうだ。 では食べられる側からみれば酷いことだけど食べる側からみれば当然のことだよという話だろうか。いやそれも違う。 これは迫害者が犠牲者を貶める語りだ。 狼の語りは身勝手で反省がなく自己憐憫と正当化にあふれ、「ブタども」への視線はヘイトに満ちている。 あんな家を作るなんて劣ってるとか、にくブタめとか、相手を価値のないものとみなす言葉はジェノサイド前夜によくみられるものと同じ。 ナチ政権下のドイツ人からユダヤ人へ、レイプ魔から被害者へ、在特会からコリアンへ、植民者から原住民へ、そんな言葉とそっくりだ。 これは解説なしで子供に渡していい本じゃない。 大人にだって「これはひどいことです」というフォローが必要だ。 狼の主張通りに「事故」だとしても殺して食った相手の兄弟にぬけぬけと砂糖を借りにいって歓迎されなかったことを憤っている時点でこの狼がどんなやつかはわかる…と信じたいけれど、それを読み取って子供に説明できる親ばかりじゃない。 自分を正当化したまま老いる狼の醜さにおぞけが走るけれど、絵としてはブタのほうが恐い。 狼視点とはいえ、絵の中でまで「訪ねてきた狼を罵って追い払うひどいブタ」と、「当然のことをしただけなのにひどいめにあう哀れな狼」が描かれる。 オチをつけるなり、文章と裏腹に絵では非道に見える狼を描くなり、無粋に解説で説明するなりフォローがあるべきだ。 本気で面白いと思って書いているのか、ヘイトスピーチのパロディなのかこれではわからない。 (もっとも、パロディのつもりだったとしても、これではひどさを再生産するだけで風刺にはならない) カシャンカシャンとスライドのように写されるアメリカの古いカートゥーンのようなリズムで話が流れる。 原文ではページ頭の大文字を飾るスタイルらしく、日本語版にも文章のはじめに無意味なアルファベットが放置してある。 飾り文字の多い絵本は訳すのが難しいとは思うけれど、本の出し方に一工夫ほしいところ。 口直し 「さんびきのかわいいオオカミ」http://booklog.jp/item/1/4572003335 ヘイトの構造 「1冊で知る虐殺」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/456204523X

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2012/06/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

子どもの頃、 絵本の中のオオカミをわるい奴とは思わなかった。 わるい奴ではないけど、ものすごくこわい生きものだった。 こわいものから身を守るには用心と知恵が必要だと学んだ。 「三びきのコブタの話」はかしこいコブタになりなさいというお話で、 オオカミをわるものにしたてあげるお話ではない。 けれどオオカミにしてみたら、おもしろくないようで、 自分はわるいことなんて何もしていない、当然のことをしたまでだと訴える。 オオカミが「三びきのコブタ」のほんとうの話をするのがこの絵本である。 オオカミのいい分がほんとうかどうかはわからない。 わるいことをしてないとしても ブタとしてはオオカミを許すわけにはいかないだろう。 ケチで口の悪いコブタでも食べてしまったのだから。 蝶ネクタイをして紳士面をしていても やっぱりオオカミはこわいとブタたちは思ったに違いない。 物事というのは別方向から見ると、全く違う様相になる。 わるい人がいい人となったり、いい人がわるい人になったりする。 ヒトの私からすれば、オオカミがブタを食べるのはわるいことではない。 「オオカミさん、 ブタに捕まったのだから、ブタ目線で裁かれます。お気の毒ですが」

Posted byブクログ