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本格ミステリー館にて の商品レビュー

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2023/02/11

1992年発行、森田塾出版の単行本。対談集、といっていいのだろうか。ミステリーを基にした議論だが、一部かみあってない部分があるような。もちろん大半は対談になっているのだが。日本文学論になるのはとにかく、日本論に発展させるには、ちょっと材料不足ではないだろうかと感じる。まぁ、感覚的...

1992年発行、森田塾出版の単行本。対談集、といっていいのだろうか。ミステリーを基にした議論だが、一部かみあってない部分があるような。もちろん大半は対談になっているのだが。日本文学論になるのはとにかく、日本論に発展させるには、ちょっと材料不足ではないだろうかと感じる。まぁ、感覚的な話であることは理解できるのではあるが。

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2021/08/26

 冒頭、「いわゆる『ネタばらし』のタブーに抵触するもの」として10作品が挙げられている。うち9作品は既読だったりトリックを知っているので、未読の『霧越邸殺人事件』に触れた2箇所にスピンとしおりをはさみ、おっかなびっくり読んでいた。イヤになり『霧越邸〜』を読破する。あとは安心して読...

 冒頭、「いわゆる『ネタばらし』のタブーに抵触するもの」として10作品が挙げられている。うち9作品は既読だったりトリックを知っているので、未読の『霧越邸殺人事件』に触れた2箇所にスピンとしおりをはさみ、おっかなびっくり読んでいた。イヤになり『霧越邸〜』を読破する。あとは安心して読む。  島田・綾辻師弟のスナップ写真が多いのは、ミステリ界のアイドルみたいなスタンスだったのか。  作家デビュー以前の島田荘司の動向が語られるのはファンとして有難い。何処かに仕舞った CD『LONELY MEN』を聴き返したくなった。  付言:19頁のミステリー・マップ、『成吉思汗の秘密』が左下とは首肯できない。

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2015/09/20

島田荘司さんと綾辻さんの対談集。 作家さんそれぞれのミステリ観や、譲れないこだわりなどは当然あるとは思いながらも、お二方のどこか噛み合わない会話にハラハラ。 二十年以上前に発表されたものなので、今とは考え方も変わっているかもしれないけど、当時のミステリに対する思いが知れるのには興...

島田荘司さんと綾辻さんの対談集。 作家さんそれぞれのミステリ観や、譲れないこだわりなどは当然あるとは思いながらも、お二方のどこか噛み合わない会話にハラハラ。 二十年以上前に発表されたものなので、今とは考え方も変わっているかもしれないけど、当時のミステリに対する思いが知れるのには興味深さを感じます。

Posted byブクログ

2012/11/06

こういった本を読むたびに、自分の読書量の少なさを痛感する。 まだまだ読んでへんミステリが山積み。ぐふ。

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