子どもをダメにした親たち の商品レビュー
アメリカの精神科でセ…
アメリカの精神科でセラピストをしていた著者が、そこで出会った若い精神病患者 12人の症例を描いている。子どもの精神異常は往々にして親に原因があるようだ。親子のきずなについて考えさせられる。3年後、20年後の、患者のその後についての記述が興味深い。現場医師と著者の熱心な仕事ぶりも好...
アメリカの精神科でセラピストをしていた著者が、そこで出会った若い精神病患者 12人の症例を描いている。子どもの精神異常は往々にして親に原因があるようだ。親子のきずなについて考えさせられる。3年後、20年後の、患者のその後についての記述が興味深い。現場医師と著者の熱心な仕事ぶりも好感が持てる。文章も平易で読みやすく、読み物として、充分楽しめる。
文庫OFF
昔、著者の講義に出てたことがある。見た目淡谷のり子で声が立川談志みたいだった。日本の臨床心理士第一号らしい。本書ではアメリカでのカウンセラー経験をもとにさまざまなエピソード(症例)を紹介。どれも皮肉のきいた推理小説ふうで面白い。ていうかほんとに小説かもね。眉唾。
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