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光琳・乾山の真髄をよむ の商品レビュー

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2013/10/25

尾形光琳という名前や、紅白梅図や風神雷神図は知っていたが、 乾山という弟がいたことや、 乾山もまた、陶工であり絵師であることは、 恥ずかしながら知らなかった。 とあるテレビドラマでそのことを知ったので、 この本を読んでみた。 残念ながらこの本はカラーのページがほとんどないため...

尾形光琳という名前や、紅白梅図や風神雷神図は知っていたが、 乾山という弟がいたことや、 乾山もまた、陶工であり絵師であることは、 恥ずかしながら知らなかった。 とあるテレビドラマでそのことを知ったので、 この本を読んでみた。 残念ながらこの本はカラーのページがほとんどないため、 解説されても良くわからないことが多かったが、 色彩なしの図をみて、初めて光琳・乾山の筆運びのすごさに気づかされた。 花篭の篭の部分の大胆な描き方には、 なんともいえないモダンささえ感じる。 絵心もなければ、字も下手な私には、 絵のうまさはもちろんうらやましいことだが、 乾山は書もうまく、書体をいくつか書き分けられるというところに、ため息がでた。

Posted byブクログ