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愚の旗 戦死やあわれ の商品レビュー

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2009/10/04

手元にあるのは成星出版刊(ISBN4-916008-64-2)ですが、エラーが出たので別の社のものを登録。 著者竹内浩三は大正十年生まれという。表題のとおり、戦争が関わっている作品があり、詩人自身、昭和二十年にルソン島で戦死している。特に「骨のうたう」という作品はストレートな反...

手元にあるのは成星出版刊(ISBN4-916008-64-2)ですが、エラーが出たので別の社のものを登録。 著者竹内浩三は大正十年生まれという。表題のとおり、戦争が関わっている作品があり、詩人自身、昭和二十年にルソン島で戦死している。特に「骨のうたう」という作品はストレートな反戦詩のようにも読める。 けれどもそんな詩ばかりではなく、日常の暮らしを詠じたものも多く、共感できる瞬間がある。むしろそうした共感のゆえにかえって、戦争の詩に対してもこちらの想像力が働きやすくなる気がした。(そのうちレビューは直します)

Posted byブクログ