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小さなトロールと大きな洪水 の商品レビュー

4.2

21件のお客様レビュー

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2013/08/14

キャラクターとしてムーミン谷のいきものたちは大好きだが、物語はどんより薄暗く寒い印象なので、全シリーズを読み切ることなく大分大きくなってしまった。 ムーミンの日をきっかけに読み直そうと…まず処女作から。 …暑い夏に最適の物語とは盲点だった! 寒さがひんやりと実にええ具合です。

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2011/10/23

しまった。 別巻だから最後に読んだら、一番最初の物語だった。 まだそれぞれの人格がハッキリしていない。 挿絵を見てムーミンとムーミンママが ぜんっぜん可愛くないのにビックリ。 そしてまたまた新発見。 ミイやスナフキンは、小人でも動物でもなく、 強いて言えば生き物。 そして、ムーミ...

しまった。 別巻だから最後に読んだら、一番最初の物語だった。 まだそれぞれの人格がハッキリしていない。 挿絵を見てムーミンとムーミンママが ぜんっぜん可愛くないのにビックリ。 そしてまたまた新発見。 ミイやスナフキンは、小人でも動物でもなく、 強いて言えば生き物。 そして、ムーミンの身長はせいぜい30cmほど!

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2011/07/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

BSの「ムーミン谷へ行こう」という番組を観てたら、シリーズを読み返したくなって、まずは1作目。 海のプディングって日本人的には「茶碗蒸し?」って思うけど、鮭とかほうれん草をクリームで似てグラタン皿で焼いたフィンランド風にいうと「箱料理」(フィンランドではグラタンのようなものは「箱」に入れてオーブンで焼くので「箱料理」というらしい)みたいなのかなー・・・。それともアガー(海草から出来てる寒天)で作るしょうがミルクプリンみたいなものなんだろうか・・・。 児童書って実は食事の描写が上手で、しかも多く出てくるので、お腹がすきます・・・エアご飯(安野モヨコさん)

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2011/07/22

久しぶりにムーミントロールが読みたくなり、図書館で借りてみました。 自分ムーミンシリーズはとても好きなのですが自分の手元にあるのはムーミン谷の仲間たちだけなのです。そのうち全巻そろえたい。(あ、ムーミンコミックスは全巻揃えたですよ。そういえば) ムーミン谷の仲間たちの中にあ...

久しぶりにムーミントロールが読みたくなり、図書館で借りてみました。 自分ムーミンシリーズはとても好きなのですが自分の手元にあるのはムーミン谷の仲間たちだけなのです。そのうち全巻そろえたい。(あ、ムーミンコミックスは全巻揃えたですよ。そういえば) ムーミン谷の仲間たちの中にある、この世の終わりにおびえるフィリフィヨンカと言うお話がどうにもこうにも好きなんです。 ムーミンの独特の世界観と出てくるキャラクターたちが大好きです。明るいだけではなく、かといって暗いだけではない。恐ろしいもの、怖いもの。そして興味をそそられるもの。色々なものが混在する世界があり、その中をムーミンたちは生きている、その感覚がとても好きなのです。 このお話は多分読んだのだろうけどあまり覚えてないですねえ… そうか、それでムーミンの家ってこの谷になるんだ~ と思いました。

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2012/01/01

ここには自由があるんだな、と思いながら読んだ。 けれどふと見渡せば、ここにだってあるんだ、と思う。 ここだってムーミン谷なんだな、と。

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2011/04/20

( )部分など、窘めるようにささやかに皮肉る著者の語りかけは、ほとんどユーモアやリズムとなって物語に紛れている。それは本来の意図や役割とは異なるのかもしれないが、ムーミントロールの誕生はけっきょくのところ作者が意図したよりもずっと、その役割を果たしているんじゃないかと思った。不...

( )部分など、窘めるようにささやかに皮肉る著者の語りかけは、ほとんどユーモアやリズムとなって物語に紛れている。それは本来の意図や役割とは異なるのかもしれないが、ムーミントロールの誕生はけっきょくのところ作者が意図したよりもずっと、その役割を果たしているんじゃないかと思った。不安や焦りにかられたママが、癇癪をおこしたりパパにたいし執拗にせまったりと、けっして穏やかではない翳りのある物語だが、海のプディングひとつで読者を満たすような力があり、光を求めてというより照らそう照らそうと書いているのように感じられた。

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2010/10/21

謂わばムーミンシリーズエピソード0。ムーミン一家があの谷のあの家に住むまでのお話。ムーミン一家以外のいつものメンバーも、スニフとニョロニョロしか出てきません。 放浪の旅に出たパパを捜すママとムーミントロールの前に現れる人々のマイペースで我が強さや、全体を覆う少し暗く寂しげな雰囲気...

謂わばムーミンシリーズエピソード0。ムーミン一家があの谷のあの家に住むまでのお話。ムーミン一家以外のいつものメンバーも、スニフとニョロニョロしか出てきません。 放浪の旅に出たパパを捜すママとムーミントロールの前に現れる人々のマイペースで我が強さや、全体を覆う少し暗く寂しげな雰囲気、風刺と皮肉とユーモアに溢れた物語など、後のシリーズに通じるものがあります。やはりこれはムーミンシリーズを読むのに欠かせないエピソードでしょうね。

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2011/10/09

2010/09/26 子どもの頃、図書館で借りて、夢中で読んだ。 それ以来、ふと読みたくなって、ついつい読んでしまう。 この処女作は、他のシリーズとは少し雰囲気が違っているところがあるけれど、根底に流れているものは同じ。 どこか暗くて寂しくて、でも温かい。 一生手元に置いておき...

2010/09/26 子どもの頃、図書館で借りて、夢中で読んだ。 それ以来、ふと読みたくなって、ついつい読んでしまう。 この処女作は、他のシリーズとは少し雰囲気が違っているところがあるけれど、根底に流れているものは同じ。 どこか暗くて寂しくて、でも温かい。 一生手元に置いておきたい本。

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2010/05/27

最初にこれを読むべき.ムーミン世界の設定が分かる一冊.ムーミンとは?何故あそこに住んでいるのか?ヤンソンの描く世界がどうしてこうも暗いのか?が分かる作品.処女作ゆえ他と比較したら確かに文章は拙いけれど、中身はとても面白い.

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2009/10/07

一作目。訳者が冨原眞弓さんなのがすごく嬉しい。 ムーミン一家がムーミン谷で暮らし始めるまでの話。つまりスナフキンが出ない。

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