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横光利一【著】
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『純粋小説論』で提唱した「第4人称」などを見事に実践した作品。
文庫OFF
機械も良かったが、こちらの読み応えはすごい。文章も独自のもの。
稚拙だがそれ故手軽で手放すことの出来ない遊戯、単機能の美しさが人間そのものに投影されたさま。優柔不断な人々が、度を越した打算に「あてられて」しまったとき、状況はその場におさまることが出来ない。果たして状況が瑞々しい場合、青春小説と呼べるかどうか。
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