5ゲン主義 の商品レビュー

古畑友三【著】

2011/09/23

三現主義は、現地、現物、現場であるが、それらを原理、原則にしたがって分析、解明することが重要であることを教えてくれる。
現地、現物だけでは、体系的な知識にならない。なぜなぜ問答を含めて、体系化を図ろうとすることが重要である。この均衡が重要であることがわかる。
原理、原則に無理やり合わせようという傾向が強くなりすぎると、現地、現物の意味がなくなる。

４つの見方、６つの目で見る：品質管理の実践。
書類作りのムダ。
　何回も書き直しがあったこと。多くの人達がその作成のために費やした時間
　参考資料を作成させられたり、データをとらされた人達の時間
　内容がストーリーとなっているかを考えながら丹念に読んだ人達の時間
　まじめに読んで、赤のアンダーラインをつけていた時間
　「問題があったらまずは書類作りをする前に現場へ直行して、実態を監査うすることを先行していただきたいのです。」
１標準をつくる前にやることがある。
　標準を作る人が実際にやってみて、それにしたがってやらせてみて、なぜであるかを納得させてからにして欲しい。
２ノーチェックで判を押している
３数字の羅列のアウトプットはグラフ化せよ
４ストーリー
　問題点。どうするという目標。調査、現状分析。原因の究明。対策。成果。残された問題とそれに対する対応。
報告書が作り出すムダ