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飯沢匡喜劇全集(3) の商品レビュー

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2022/09/03

この本ではなく「無害な毒薬 (1958年)…古書」図書館本を読んだ。 どぶろく行 / 5 アイロンと麻薬 / 33 深窓の美女 / 59 神性 / 91 公開番組出場者 / 119 刺青師訪問 / 147 ガマ大明神 / 179 詐欺漢と劇作家 / 213 「すし」ボン / 2...

この本ではなく「無害な毒薬 (1958年)…古書」図書館本を読んだ。 どぶろく行 / 5 アイロンと麻薬 / 33 深窓の美女 / 59 神性 / 91 公開番組出場者 / 119 刺青師訪問 / 147 ガマ大明神 / 179 詐欺漢と劇作家 / 213 「すし」ボン / 227 ロマンスグレイ / 257 「全集 現代文学の発見 黒いユーモア」で読んだ崑崙山の人々が、なんともとぼけて楽しい戯曲だったのでこちらを読んでみた。エッセイなのか小説なのかわからないないが、どうでもいい(?)出来事が妙に印象に残る。日々、面白いネタを探す劇作家であり、挿絵も書いたりする画家でもあるので、話の盛りも楽しい。自ら劇作家と詐欺師は似ているというだけある。当時は言葉使いも、他人に対する態度もずいぶんとアレ…だけど、正直すぎて逆におかしい。日本人のおおらかさがいいあんばいに出ている気がする。余裕がないようであった時代なのかなあ。

Posted byブクログ