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刑事コロンボ 消える女 の商品レビュー

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行方不明になった雑誌…

行方不明になった雑誌社の女社長。他のシリーズとはちょっと違う感じの作品。

文庫OFF

超オススメです。評判…

超オススメです。評判どおりのおもしろさでした。確かに「ロンドンの傘」を読んでいないと充分楽しめません。コロンボと一緒に読者もきっと気持ちよく騙されます。これ以上は本作をぜひぜひ読んでみてください。

文庫OFF

2019/05/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

新・刑事コロンボ『だまされたコロンボ』(第51話)のノベライズ版である。この『だまされたコロンボ』は、私の中のベスト3に入る作品だ。なぜなら、いつもの倒叙方式を取らず、しかも思わず唸ってしまうようなあのラストシーン。小説版もつい読んでみたくなるのも無理はない。ノベライズ版は、『消えた女』というタイトルとなっている。 さて、ストーリーは映像で何回も見ているからわかっているが、小説版ではどう変わっているのか、それとも同じなのか興味深く読み進めたが・・・結果は、違和感があるほど、だいぶ違っていた。 違和感を感じたのは、まず犯人の名前から違っていたこと。それ以外にも、映像版と小説版の違いは多い。「犯人がいる屋敷の名前」、「スポンサーの名前」、「雑誌の名前」、「映像版では登場しない編集長や新刊」、「死体の隠し場所」など。極めつけは、ラストの種明かしの仕方がかなり違うとともに、映像版に比べてインパクトがかなり弱い。あの映像版のすばらしいラストとはあまりに違うのである。 なぜこんなに違うのか? ノベライズ版と出版日と、映像版の放映日を確認して気がついた。ノベライズ版の出版日は、1992年4月。一方、日本でのテレビ放映日は、1994年6月(アメリカでのテレビ放映日は、1990年1月)。たぶん映像ができる前の脚本段階で小説版はかかれたのであろう。 映画やテレビ作品で原作があるものは、映像のほうが原作の出来を越えることはあまりないが、ことノベライズとなると、逆になることもあるのだとわかった。ちょっと残念。

Posted byブクログ