家庭のない家族の時代 の商品レビュー
家族=家庭ではありま…
家族=家庭ではありません。家庭というものを当然視しない、個人主義的な生き方をしたいと思いました。
文庫OFF
本書が書かれた1983年から時代は変わり、日本の状況は比較される対象であったアメリカと異なり、執筆当時の日本とも形は変わってしまったようだ。 現状をどのように名づけて呼べば良いのか判断に苦しむハイブリッド型なのか独自変容型なのだろうか。 本書執筆後の”続編”も引き続き読んでいくが...
本書が書かれた1983年から時代は変わり、日本の状況は比較される対象であったアメリカと異なり、執筆当時の日本とも形は変わってしまったようだ。 現状をどのように名づけて呼べば良いのか判断に苦しむハイブリッド型なのか独自変容型なのだろうか。 本書執筆後の”続編”も引き続き読んでいくが2021年現在の形を予測形容している話はあるのだろうか。
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[ 内容 ] いまや、現代の先進諸国の社会では、健全な核家族が解体の道をたどっている。 かつて拡大家族がもっていた家庭としての種々の機能を失い、家庭は単なる感情の容れ物となっている―。 この本は、日本で数少ない家族精神医学の権威が米国の動向をも見すえながら、現代の家庭・家族がはらむ問題とその未来に光をあてる。 家族について考える人の必読の一冊。 [ 目次 ] 第1章 感情の容れ物としての家庭 第2章 家庭の中の山アラシ・ジレンマ 第3章 思い込みで暮らす幻想家族 第4章 日本的核家族 第5章 父親不在と擬似同性愛社会 第6章 男性月経社会の心理 第7章 ネットワーク家族への道 第8章 家族の未来 エピローグ 人間観の革命 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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小此木先生と話している中で,薦められた本。 あの人は,すぐ自分の本を薦める。 それだけたくさんの本を書いているということではあるが。 今回のテーマは家族,家族は持てても,家庭が持てるか。 出版当時から,現代を見通していたかのように, 現代の家族の特徴について書かれている。...
小此木先生と話している中で,薦められた本。 あの人は,すぐ自分の本を薦める。 それだけたくさんの本を書いているということではあるが。 今回のテーマは家族,家族は持てても,家庭が持てるか。 出版当時から,現代を見通していたかのように, 現代の家族の特徴について書かれている。 やはり,すごい人だと思う。
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