国の競争優位(下) の商品レビュー
上巻から引き続き、日本、イタリア、韓国の分析から始まる。どの国の分析もなかなかに興味深く、特に韓国と日本は違っていることが目についた。結局、成功の源は、高い教育水準と国内での競争であり、国内で保護されている産業には競争力はなく、お荷物となっている。それはどこの国でも同じであること...
上巻から引き続き、日本、イタリア、韓国の分析から始まる。どの国の分析もなかなかに興味深く、特に韓国と日本は違っていることが目についた。結局、成功の源は、高い教育水準と国内での競争であり、国内で保護されている産業には競争力はなく、お荷物となっている。それはどこの国でも同じであることに納得しながらも、驚いた。日本のゆとり教育のダメージも今後、かなりありそうである。昔の詰め込み教育が良かった訳ではないが、そろそろ以前の詰め込み型の方向に戻して、知的レベルの底上げをしても良いのではないだろうか?今なら、以前の詰め込み教育の弊害を避けつつ、いいとこ取りできるようになっているのではないかと思う。
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