モルヒネはシャーベットで の商品レビュー
- ネタバレ
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http://www.my-cancer.net/cafe/book/bs_027.html 著者は1948年生まれ。倫理学が専門で、看護学校などで教鞭をとる。「カーテンコールが終わるまで やさしい死生学」(海鳥社)などの著書あり。その母が膵臓がんと診断され、自宅で看取るまでの記録。悲しいはずなのだが、似た者同士の母と娘のやり取りがユーモラスだ。終末に近い日、母は娘に言う。「あんたは、私を、学問的研究の対象としてみてたね」と。娘は「まあ、そうねえ…、」とうろたえる。
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