認められぬ病 の商品レビュー

柳沢桂子【著】

2009/10/07

何事もすぐ裁判にかけて白黒はっきりさせて賠償を要求しなければ気が済まない社会の風潮が、他人に寛容にななることや運命を受入れるという気持ちを忘れさせているように感じた。　　　私の医療体験でもっともつらかったことは、病気の原因が精神的なものであるといわれたことではなく、精神的な原因で病気になるような人には手を貸す必要がないという態度で接せられたこおとである。　　　柳澤さんが医療界に提起している問題　１）診断に関わる医師のおごりの危険 ２）痛みにたいする医師の無関心 ３）心因性という言葉で処理される恐ろしさ

2009/10/04

事例のない病気には、対処出来ない現代医療。病名をつけることも出来ない。自律神経失調症だとか、うつ病などの病名をつけて、はい、次の患者さん、でいいのかい。