ぼくの命を救ってくれなかった友へ の商品レビュー
図書館で借りた本。フランスの作家、写真家であるエルヴェ・ギベールの日記。タイトルの友の名前はワクチン研究所の所長のビルだろう。この日記はエイズが世に出始めた時期。友人達も死んでいき、著者はますます孤独に苛まれる。本書の登場人物は偽名だが、友人のフランスの哲学者ミシェル・フーコーが...
図書館で借りた本。フランスの作家、写真家であるエルヴェ・ギベールの日記。タイトルの友の名前はワクチン研究所の所長のビルだろう。この日記はエイズが世に出始めた時期。友人達も死んでいき、著者はますます孤独に苛まれる。本書の登場人物は偽名だが、友人のフランスの哲学者ミシェル・フーコーがサディステック性癖を持つ同性愛者だったりと、あとがき読んでるとビックリする。日記の内容は治療記録や病状報告や交遊もあるが全体的に暗い。著者は美しいブロンドの青年なのだが人間嫌いな内向的で繊細な性格なのが日記に表れている。
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もっと救われる話かと思ったら、最後まで救われない話だった。 HIVは本当に怖い。 自虐的な内容で言葉が鋭利過ぎて痛いです。
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