されど、かすみ草 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
OLの万紀子のバックグラウンドは、よくあるもので(悪い意味ではなく)その点で感情移入はしやすかったと思う。 恋の相手として登場するのは、イケメンで、イケメン故に女性に対して不信感を持っている男性。 まぁ、なかなかこんな出会いはないよねっていう、私にとって一番違和感を感じたところかな。 万紀子以外に出てくる、叔母や友人もそれぞれ個性があって、それぞれの恋の話が出てきて、万紀子との対比を含めおもしろいもの。 タイトルにある、かすみ草。 それ自体に華はないけど、ないと地味になってしまう。 たかがかすみ草、されどかすみ草ってことなんだろうね。 ある意味のハッピーエンドなので、辛い気持ちにはならない一冊。
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