鬼女の鱗 の商品レビュー
人間の心理を活かした…
人間の心理を活かした謎解きは流石。花魁が出てくる「辰巳菩薩」という話がしんみりして好き。
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宝引の辰シリーズ第一…
宝引の辰シリーズ第一弾。生人形の見世物小屋をからませた第一作「目吉の死人形」が印象に残った。
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泡坂氏が得意とする、…
泡坂氏が得意とする、時代物のミステリー集です。
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不覚にも途中で長期休みが入ったため、間が空いてしまい、一貫して読むことが出来なかった。 また、自分としては生まれて初めて読む時代小説ということで期待はしていたのだが、特にこれといって興趣を惹くような所は無かった。 文体が丁寧語で形成された敬体であったためか、泡坂得意の下町人情物...
不覚にも途中で長期休みが入ったため、間が空いてしまい、一貫して読むことが出来なかった。 また、自分としては生まれて初めて読む時代小説ということで期待はしていたのだが、特にこれといって興趣を惹くような所は無かった。 文体が丁寧語で形成された敬体であったためか、泡坂得意の下町人情物、もしくは恋愛ミステリほどには情感は湧き出てこなかった。 まあ、つまりは期待外れという事か。
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イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387166440.html) (収録作品)目吉の死人形/江戸桜小紋/伊万里の杯/辰巳菩薩/鬼女の鱗/柾木心中/改三分定銀
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うー、、期待してただけに読みきるの時間がかかった。乗れる話と入りきれない話と。江戸文化を知らないと注釈がないので短いといえど難しいと思う。話自体が平坦で読むのが辛かった
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
鬼女の鱗は、刺青の話。鱗の紋の刺青の女が「女道成寺」の彫物に隠れてしまう。職人と女の寂しさ辛さを書いた作品。他もそこそこ楽しませる。辰はまあまあ活躍するストーリ
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宝引の辰捕者帳シリーズの多分最初の、ではないかと思う。捕者帳、の字は「物」の間違いではなく、わざわざ作者がその文字を当てたのだそうだが、一ひねりも二ひねりもある作者のこと、この文字にもなにか思い入れがあるのに違いないんだけど… この本には七つの話が入っているのだけれど、その中でも...
宝引の辰捕者帳シリーズの多分最初の、ではないかと思う。捕者帳、の字は「物」の間違いではなく、わざわざ作者がその文字を当てたのだそうだが、一ひねりも二ひねりもある作者のこと、この文字にもなにか思い入れがあるのに違いないんだけど… この本には七つの話が入っているのだけれど、その中でも表題作、「鬼女の鱗」が好き。単に犯人を突き止めるだけではなく、「罪を憎んで人を憎まず」というか情のある扱いがいいなあ。
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