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秘伝・足相術 の商品レビュー

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2019/12/29

 著者は代々続く旅籠の当主。旅人の足を洗って体調を判断するのは旅籠の人に必要な技術だったようです。  旅人が病気になって死ねば旅籠が取り調べを受けることになるので病気の旅人はお断りしていたそうです。  旅の途上で病気になれば旅籠にも泊まれなくなるのでは大変です。昔の旅は命がけだっ...

 著者は代々続く旅籠の当主。旅人の足を洗って体調を判断するのは旅籠の人に必要な技術だったようです。  旅人が病気になって死ねば旅籠が取り調べを受けることになるので病気の旅人はお断りしていたそうです。  旅の途上で病気になれば旅籠にも泊まれなくなるのでは大変です。昔の旅は命がけだったのですね。易でいう「火山旅」です。  本書の著者は足相を診るのが得意のようで、医師や東洋医学の従事者などもお忍びで診てもらいに来ていたとか。  足相といっても手相のように皺や模様を見るのではなく、主に形や色や手触りなどで判断するようです。  こういった知識は長年足を洗いながら身につけるということで、経験とはすごいものだと感心します。  本書の中には、ホテルのボーイさんが宿泊客のカバンを長年運んでいるうちに中身や持ち主のことが分かるようになったというエピソードも紹介されています。  何でも継続すると霊感というか第六感が発揮するのでしょうか。  これは今後の仕事や人生に関するヒントではないでしょうか。  私もそれくらい仕事に打ち込まないといけないなと反省。    http://iching.seesaa.net/article/456764976.html

Posted byブクログ