プログラマの妻たち の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ビレッジセンタは、VZエディタをだしたり、日本のある時代を切り開く仕事をされてきた。 もともとは、フリーソフトの輸入販売をしていたり、DOS/Vソフトのシミュレータなども販売していた。 特に、GNU関連の書籍や、シールを作ってGNUに寄付をしたりと社会的な活動もされてきた。 VZ倶楽部というVZエディタの開発と支援に関連した人たちの書籍を出したりと、面白いことをいろいろされています。 SlackWareを出していたWaltNutCreek CD-ROMを訪問した際に、 ビレッジセンタの方と知り合いだとわかったとたんに、開発環境の見学と、 プログラマ、支援部門のかたがたとの議論をさせてもらえました。 そんなパイプがあるからこそ、出た本かもしれません。 「プログラマの夫たち」も出してもらえるとうれしい。 ps。 本書には登場しないが、ヴィレッジセンタさんのところをお邪魔した際、 宿泊場所を確保していなかったときに、西田雅昭さんの家に泊めてもらった。 夫が、あやしげな浮浪者みたいな若者を泊めることに不振におもったのか、 奥様のご機嫌はよくなかった。 その後、VZ倶楽部の出版記念パーティの際に、西田雅昭さんの奥様から、 サインを求められ、家に泊めてもらったときの話ができたので、ほっとしている。 仕事が違えば、婦夫の間の情報交換は円滑に行くとは限らない。 そういう裏舞台について書いてあるものがたまにはあってもいいと思う。
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