ふたりの星 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
第二次世界大戦のナチス占領下のデンマークでの話。10歳のアネマリーとその友達のユダヤ人であるエレン。ユダヤ人を捉えようとするドイツ兵士から逃れるため、アネマリーやアネマリーの家族が協力してエレン家族をスウェーデンへと逃す。 物語の中で「知らないでいる方が勇気が出る」って言葉が出てきた。知らないでいたおかげでアネマリーはドイツ兵士に捕まった時も、何も知らない小さな女の子でいることができた。何も知らないから嘘をついて誤魔化すこともできた。でもこんなこと本当は起きてほしくないと思った。嘘なんてこんなことで使う必要ないし、どんな人でも知りたいことを知る権利はある。戦争は人間らしさをを失うものだと感じた。
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