切ないOLに捧ぐ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
夢中で一気に読み切ってしまった。氏が脚本家を務めたドラマは数本見たことがあるが、エッセイにおいても軽妙で心理描写がリアル。とにかく面白い。 そろそろ初版から30年弱が経とうとしているが、女性会社員を取り巻く「せつなさ」は良化はせども普遍性がある。 大学卒業後新卒で入社し、愛社精神を大いに持っていた大企業を34歳で退職するまでの著者の葛藤や迷走、そして決意のプロセスには、同年代になった立場から非常に考えさせられるものがあった。 備忘録 ・「何があっても面白がってしまいなさいよ。」 面白がってしまえば大半のことは解決する。
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