ちいさなとりよ の商品レビュー
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子どもたちが小鳥の死骸を見つけるところから始まる絵本。 亡くなった鳥を悼みみんなで森にお墓を作り大事に埋葬してみんなで送る。 死と別れを大切にする子どもたちと自然と情緒的な成長をこの絵本から子どもが理解してくれたらいいなと思う。
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限りある命の尊さを、亡くなった命の尊大さを、おさない子どもに 読み聞かせる。 そんなメッセ-ジのこもった、 おとなの心に 静かにしみわたってくる、 そんな絵本です。
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[ 内容 ] 原っぱで遊んでいた子どもたちが、死んでいる1わの小鳥を見つけ、自分たちの手でお墓を作ります。 子どもたちの心の動きを、散文詩のような味わいのある文章と寒色だけの水彩画とで描きます。 [ 目次 ] [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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ーーこどもたちは とべなくなった とりを かわいそうだと おもいました。でも もりのなかに おはかをほって うめてやれる, そう おもいつくと うれしくなりましたーー ことりの死を子供らがどう捉え、 どう乗り越えていくか?レクイエム的に静かに厳かに展開されていく。 黄と青を...
ーーこどもたちは とべなくなった とりを かわいそうだと おもいました。でも もりのなかに おはかをほって うめてやれる, そう おもいつくと うれしくなりましたーー ことりの死を子供らがどう捉え、 どう乗り越えていくか?レクイエム的に静かに厳かに展開されていく。 黄と青を基調にした色使いと不自然に平坦なタッチがどこか気持ちを不安定にさせる。それは死を捉えた時の気持ちなのかもしれない。 最後の、こどもたちは覚えている間はお墓に行くというところがもの悲しくも、死を乗り越えていく人間の強かさに胸が温かくもなる。
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小鳥の死から始まるお話。 暗いお話になるのかと思えば、 小鳥を埋めてあげて、 花を添えてあげて、 歌を歌ってあげて、 忘れるまでお墓に通ってあげて・・・ と子どもたちなりの“死”の受け止めかたが うまくかかれているなと 思った。
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M.W.ブラウンの絵本です。 白いページの中の文章と、冷たい色調の中に温かみのある絵。 自然の中で体験する死について。 子供の頃、初めて死を意識したのはこのような場面だったような気がします。 死について幼い子供と話すきっかけとなる絵本だと思います。
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小さな小鳥が 死んでいるのを 子ども達が 見つけました。 子ども達は 心臓の音を確認しました。 手のひらに乗せると 小鳥の体は まだ、あたたかだった。 心臓がとまってしまうと、 だんだん 小鳥の体は 冷たくかたくなっていった。 子ども達は 穴を掘り 花を添えて 小鳥をうめ...
小さな小鳥が 死んでいるのを 子ども達が 見つけました。 子ども達は 心臓の音を確認しました。 手のひらに乗せると 小鳥の体は まだ、あたたかだった。 心臓がとまってしまうと、 だんだん 小鳥の体は 冷たくかたくなっていった。 子ども達は 穴を掘り 花を添えて 小鳥をうめてあげました。 そして、忘れてしまうまで 毎日、花を飾りに 小鳥のもとへ 足を運ぶのでした。
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